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東南欧卒業旅行④ ブラチスラバ

東南欧卒業旅行④ 11/13-14 Slovakia Bratislava観光

11/13

ウィーンで友人たちと解散してから、ちょっとスロバキアへ。

実は隣国ウィーンから電車で1時間という距離にある首都ブラチスラバ、日帰りすることもできるが安宿で一泊。

列車から路線バスに乗り継いで旧市街の入り口へ。まばらな明りに照らされた石畳は暗く、まったくこれまでとは違う趣がある。そして黒っぽい服を着ている人が多く、ウィーンから50キロちょっとしか移動していないのに強い異国感を味わうことができた。

夜は宿の近くの郷土料理店へ。羊乳チーズをニョッキに絡め、カリカリのベーコンをまぶした「ブリンゾベー・ハルシュキ」は、クリームソースとも似て非なる独特の風味があり、薄味で美味しかった。保存のきかない原料のため、美味しいものは国内でしか食べれないとする情報も見かける。

しかしチーズ味の芋料理だと最後はちょっと飽きてきてしまうので、一人旅の難しい点を早速味わうこととなった。

11/14

朝11時の電車に乗るので、早朝から市内を散策。スーパーで買ったパンをドナウ川のほとりで食べ始めると、カラスとカモメにあっという間に囲まれた。ただ日本よりも諦めが早いらしく、すぐに一人ぼっちに戻った。時間もないので電動キックボードで走り回る。欧州では時速25キロくらい出るので急いでいるときにはもってこい。しかし旧市街の石畳にはめっぽう弱く、ものすごい振動と騒音を発した挙句、隙間にはまって急停止する。廃墟の目立つさびれた街並みで一人のアジア人が悪戦苦闘する様はさぞ愉快だろうと思って道行く人に笑いかけたら、より奇特な目で見られて恥ずかしかった。

一つの街をとても1泊で巡り切れるとは思わないが、けっこう満喫できた。次に来たときは城を見に行こう。

今日はこのあと世界遺産のゼメリング鉄道に乗ってスロベニアへ。

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