東南欧卒業旅行① ベルリンへ
ヨーロッパ卒業旅行① 11/7-8 自宅→NRT→BER→市内
大学オーケストラの友人と卒業旅行に出かけることに。2年しか在団しなかった僕を仲間に入れてくれるとは、本当にありがたい。8日夜にベルリンフィルを予約したので、眠気対策で自分だけ前日入りすることに。
11/7
日中のロシアを通らないユーラシア大陸横断は面白かった。イスタンブールからのベルリン行の便の機内食はただただ塩辛く、味付けからも日本を離れたことを実感した。
日本よりもだいぶ寒く、厚手のコートを持っていてよかった。
壁のような人が多い。そして喫煙率も高い。空港から出た瞬間にくわえ、ちょっと離れたあたりにはぺたんこになった吸い殻がたくさん落ちていた。
11/8
朝食はたくさんのハムをメインに味わった。14年も前にスイスで、祖父からハムばかり食べている!と笑われたことを思い出したが、やっぱり変わっていなかった。
友人たちと昼間に中央駅で集合予定なので、それまでふらふら。Kopenickというベルリン近郊なのに少し独立したような小さな町を訪れたが、朝がゆっくりな世界なのかまだ何も開いておらず、歩く人もまばらであった。しかし、田舎でも交通網の発達は素晴らしかった。インフラなのに鉄道で儲けようとする日本とは前提が違うようだ。
地下鉄に乗り、時間があるのでいろいろな駅で降りてみるが、なんだ署名とか恵んでくれとか付きまといがすごかった。スーツケースを引いている観光客が好きなようだ。数人で囲まれて体を触られたのはさすがに怖かったが、周囲に助けを求め大声をあげて何とかなった。危なかった。コートのポケットにチャックがついていてよかった。
合流してからは楽器博物館で数多くの楽器の展示を鑑賞。専門知識が無いので見覚えのある楽器と、変な楽器という二種に分けて見てしまったが、とても面白かった。きっとどれもたいへん貴重なものだったに違いない。
夜は待ちに待ったベルリンフィル。死の島、コルンゴルドVnコンチェルト、ドヴォ7という面白いプログラム、特にコルンゴルドは素晴らしかった。これまで聴いたすべての音源を超えていて、もう日本に帰っても良いというくらい満足した。そしてあまり興味のないドヴォ7、真ん中あたりは寝てしまった。
3週間の旅行の始まりは、とても素晴らしいものになった。