創業者インタビュー:OPTEMOが目指す、日本商習慣の変革と新チームメンバーの募集
はじめに
小池桃太郎とは?
東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。
新卒で総合電機メーカーに入社し、ウェアラブルデバイスの電気回路エンジニア、掃除機の商品企画を経て、新規事業プロジェクトのリーダーを経験。
2015年に経営コンサルティング会社へ転職後、中途最短キャリアで管理職へ昇進し、チーフ経営コンサルタントとして最大80社の経営者向け勉強会を主宰しながら約50社の経営コンサルティングを経験。
株式会社ジェイタマズを創業。
ジェイタマズの今までについて
まずは簡単にジェイタマズについて教えて下さい!
「日本の商習慣を本気で変える」をテーマに「アポイントを取らず、その場で商談する」Web接客ツール【OPTEMO】を開発しています。
Webサイト上で別サイトに遷移しなくても、自分たちのHPなどで直接通話やチャットができるようになるツールになっています。
2022年の11月に正式リリース後、様々な企業様に導入いただいています。
(参考:https://j-tamas.com/case)
BtoB SaaSの企業様だけでなく、IT、通信、人材など様々な業界でご活用いただいております。
なぜ起業をしたのですか?
色々な出来事が重なって創業に至りました。
大学生時代にベンチャー企業でインターンとして働いてた経験から「いつか起業してみたい」という思いはずっとありました。
そんな時、高校・大学友人関係だった中浜さんと坂本さんと話あって一緒に起業しよう!と思い立ちました。
3人ともバックグラウンドはバラバラだったのですが、キャリアのタイミングが重なったこともあり起業することができました。
その中で、なぜOPTEMOの開発を始めたのでしょうか?
以前行っていた事業からピボットする際に、本当に沢山の企業の方にヒアリングしたことがキッカケでした。
様々な業種、職種の方にヒアリングする中で、どの企業も課題として「リードが足りない」との声をいただいていました。
リモートワークの普及の影響もあり、今までのやり方を変えないといけないタイミングが発生して、どの企業もリード不足に悩んでいることがわかりました。
リードというのは本来、会社が成長するための源泉です。
リードがなくては新規受注も難しくなりますし、ターゲットの仮説検証も進みません。
これらが不足しているというのは企業にとって深刻な問題でした。
それに加え、前職で中小企業のWebコンサルティングやデジタルマーケティングを行っていた経験も大きいです。
日本中で沢山の企業が素晴らしい技術を持っているにも関わらず、認知されていないために、届くべき人に届いていない現状があります。
そして、現状の「Webサイトの当たり前」自体にも疑問がありました。
今のWebサイトはすべての企業が「いかに問い合わせフォームへ入力させるか」のために最適化しています。
1000人に表示させた中で10人問い合わせフォームから連絡きたら良いよね、の世界です。
その後はこの10人から受注するためにメールや電話でアプローチしますが、そもそも990人は逃しているのが事実です。
結果的に、メールや電話でアプローチするために個人情報が必要となるため、問い合わせフォームには個人情報が必要です。
正直、この状態は顧客にとって良い体験とは言えません。
とりあえず個人情報を全て入力しないとコミュニケーションできないという”当たり前”が変われば、商習慣自体が変わると思っています。
これらを解決するために「OPTEMO」の開発が始まりました。
全く新しいWeb上でのコミュニケーションを提供することで、これまでアプローチ出来ていなかった990人と気軽にコミュニケーションできる”当たり前”を確立しようと考えました。
さらに、現在はこの”新たな当たり前”にAIを組み合わせ、企業と顧客の関係性を最適化するためのAI開発を東北大と共同研究しています。
これまでのWEBサイトは「問い合わせが来るまでお客様の気持ちがわからない」という状態でしたが、AIを活用することでWebサイトの常識そのものを変えようとジェイタマズは挑戦しています。
インサイドセールス業界と今後について
現在のインサイドセールス業界についてどう思いますか?
BtoBマーケティング・セールスの手法はかなりパターン化が進んでいると考えています。
The Modelの登場によってマーケからカスタマーサクセスまで分業化し、行う施策もある程度確立されてきました。
そんな中、常に企業の担当者は新しいリードの獲得を要求されます。
結果的に確立された方法に対して最適化することがメインになっています。
インサイドセールスにおいては、「武器」が昔から変わらないままです。
今でも主な武器はメールと電話のみです。
アウトバウンド以外でリードを自ら獲得することが難易度が高いため、常にマーケから供給されるリードを待つ姿勢になります。
だからこそ、マーケからのリードに対して、いかにKPIを改善してオペレーションを回すかという業務が必然的に多くなります。
しかし、インサイドセールスにはもっとポテンシャルがあると思っています。
そのためには、インサイドセールスにとっての新たな武器が必要だと感じています。
OPTEMOが存在することでインサイドセールス業界はどう変わっていきますか?
OPTEMOは、インサイドセールスにとっての新たな武器だと考えています。
これまでリードを待つしかできなかったインサイドセールスがOPTEMOによって"攻め"の姿勢に転換できます。
リード獲得を自ら行うことでリード不足を解決し、結果的にマーケと連動していくことが増えるため、部門間の連携もスムーズになります。
いくつかの企業にヒアリングしていると、やっぱりマーケとインサイドセールスの距離が近い会社は強いビジネスチームだなと感じています。
その強固なビジネスチームを作るために、インサイドセールスの武器となるのがOPTEMOです。
OPTEMOがあることでBtoBセールスにはどんな未来が待っていますか?
Webの当たり前を変えていくことになると考えています。
メール、電話に次ぐ新しい武器になった後はWebサイト自体がOPTEMOを使う前提に変化していきます。
例えば、Webサイト上に担当者と話す用の待合室ができたり、商品紹介が会話前提で作られます。
Web接客が当たり前になると、今まで一方通行だったコミュニケーションが双方向になります。
イメージとしては、お客様にとって新しい導線が生まれる感覚です。
会話せずにじっくり読みたい方はじっくり読むことができて、
今少し話したい方にとってはOPTEMOを使って話すことができる。
その2つの導線が両立するイメージです。
つまり、企業と顧客の距離が近くなる社会を作っていきたいと思います。
これは業種に関わらず、WEBサイトを通じた全ての業界に応用できると思っています。
行政も、個人もWebサイト通じて人と人の距離が近くなり、デジタルでのコミュニケーションに変革が訪れると考えています。
それが起きると、テーマである「日本の商習慣」が変わります。
訪問→問い合わせ→架電→商談 だった動線が、訪問→商談 になります。
商談はWebサイト上で行う、が当たり前の世界になり、企業成長のスピードを再定義することができます。
OPTEMOは「日本の商習慣」にこのぐらいのインパクトを与えられると確信しています。
これからのジェイタマズについてどんな会社にしていきたいですか?
ジェイタマズ内ではもちろんですが、OBも含めて「ジェイタマズにいた人材」がどこにいっても活躍できる会社にしていきたいです。
ジェイタマズではない会社でも活躍できるような、そんな人材が生まれる会社にしたいです。
リクルートさんや楽天さん、エス・エム・エスさんなど素晴らしい人材を輩出している会社はいっぱいあると思いますが、
ジェイタマズも「ジェイタマズにいたこと」自体が本人にとっての資産になる会社にしていきたいです。
そのためには働きやすい環境はもちろん、風通しの良さなども大切だと思っています。
全員が思い切りチャレンジできる組織を作ります。
どんな人物を採用したいですか?
「やり抜く力」がある人にジョインしていただきたいです。
結果も大事ですが、結果よりも「本気で向き合ったかどうか」が大切だと考えています。
中途半端な挑戦は中途半端な結果しか生まれません。失敗してもやり抜いた経験があれば次に繋がります。
やり抜くことが当たり前の組織になり、やり抜く力がある人々が集まる会社にしたいです。
どんな人がジェイタマズに向いていますか?
新しい領域に挑戦したい人が向いていると思います。
私自身もそうですし、決まった役割を全うするだけでなく、様々なことに挑戦して経験を積みたい人にオススメです。
これから事業が大きくなる段階で、1人1人が成長するチャレンジが多いです。
大きな目標を掲げているからこそ、それに向かって挑戦できる環境がジェイタマズにはあると考えています。
最後に
今後の目標を教えてください
まずは1人1人のお客様に向き合い、お客様に貢献することが第一です。
その積み重ねとして、国内市場でしっかりと「新たな当たり前」を確立していきます。
その後は海外市場にもチャレンジしたいため、上場を機に攻めていきます。
かなりのスピードが求められる挑戦ですが、全力でいきます。
これを読んでくれた人に一言
ジェイタマズはこれから大きな目標に挑戦していきます。
これは私1人の力では到底叶うものではありません。
だからこそ、一緒に叶えるメンバーを募集しています。
新しいことに挑戦し、「日本の商習慣を変える」仲間を探しています。
ぜひ、少しでも興味がでたらカジュアルにお話しましょう!
ご応募お待ちしております。
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