はじめまして。 時生屋/tokiyaと申します。 高知県四万十川のほとりにて、有機農家に就農しながら夫婦で日本みつばちの養蜂をしています。 日々のこと、暮らしや農業や日本みつばちのこと、時生屋を取り巻く色々のことを発信する場として、noteをはじめました。 おもしろい記事など書ける気は微塵もしませんが、楽しみながら続けることが大事ということで。 よし、それならできそう! ※ 突然ですが皆さんは、日々の暮らしのなかで自然を感じる瞬間はありますか? そもそも自然とは何
ついに完結です。長かったあああああーーー。 2022年の始まりとともに本格的にスタートした、時生屋の家探し。 当初は四万十川周辺にエリアを絞って探していました。 四万十川下流の町で生まれ四万十川で遊び育った私と、四万十川の雄大さに一目惚れして移住を決めた夫。 そんな2人が暮らす終の棲家は、当然四万十川のほとりだろうと。 けれど探しても探しても、なかなかピンと来る物件には巡り会えません。 だんだんと四万十川周辺で探していること自体に疑問を感じるようになり、四万十川という拘
父から日本みつばちの巣箱を受け継いで早4年。 ずっと商品化したいと願い続けてきた蜜蝋商品が完成しました。 なんにでも使える万能ワックス「蜜蝋バター」のご紹介です。 蜜蝋ってなに? 蜜蝋(みつろう)とは、みつばちが巣を作るために花の蜜を材料にして体の中で作り出す天然のロウのこと。 浸透力・保湿力・殺菌力に優れ、栄養面では花粉由来のビタミン、鉄分、カルシウムなどミネラル類が豊富。 はちみつの10分の1程度の量しか作られない、とても希少な天然素材です。 蜜蝋って、実は食べら
四万十での家探し、難航しております。 春になり週末は実家でのみかん畑と日本みつばちの養蜂作業がはじまったため、なかなか物件探しに時間を割けない日々。 それでも時間を見つけては気になる地域を見て回ったり、移住者対象の中間管理住宅を内見したりしていました。 自分達だけで探すことへの限界を感じて、高知県全域対象の不動産屋に物件探しを依頼したり、古民家専門の不動産屋を見つけて相談したり、これからエコビレッジを作ろうと活動している友人にその地域を案内してもらったり。 実際そこで生
春は日本みつばちの分蜂シーズン。 養蜂家にとって一番ワクワクする季節の到来です。 花が少なく花粉や花蜜を集めることができない冬の間、巣箱の中でじっと身体を寄せ合って暖を取り、冬までに蓄えた蜜を少しづつ消費しながら越冬するみつばち達。 花が咲き、新芽が芽吹く春の訪れとともに活発に活動しはじめます。 そして春は、新しい女王蜂が誕生する季節。 1群に1女王蜂が鉄則のみつばち社会では、新しい女王蜂が生まれると、古い女王蜂は群れの約半数の働き蜂を連れて引越します。 新しい女王蜂が
大阪から高知に移住して、この春で丸3年が経ちました。 高知出身の私と大阪出身の夫が出会い、大阪で暮らしていましたが、農業への転職を目指して高知へ移住。 移住当初は自分たちの家と仕事が決まるまで、私の実家にお世話になっていました。 夏には就農先が決まったものの、家がなかなか見つからず、実家にお世話になったまま通勤する日々。 田舎の家探しは、都会のようにすんなりとは進みません。 やっと就農先に近く、大阪から持ってきた荷物も全て入る町営住宅に入居できたのは、移住してから半年後のこ
時生屋の原点ともいえる四万十川。 その全長は196kmにもなります。 上流は比較的直線的な急流、中流は大蛇行と多くの岩場、下流はゆったりとした雄大な流れと緩やかな蛇行が特徴的です。 上流、中流、下流にそれぞれの顔があり、一見同じ川とは思えないほど違う景色が広がりますが、一般的に四万十川のイメージといえば、下流の川幅の広いゆったりとした雄大な景色ではないでしょうか。 そんな四万十川の源流点は、高知県高岡郡津野町の深い深い山の中、不入山(いらずやま)にあります。 四万十川下流
時生屋がある高知県四万十には、清流四万十川が流れています。 全長196kmもある四国最長の川で、緑豊かな森から水を集め、くねくねと蛇行をくり返しながら雄大な大河となって太平洋にそそぎます。 本流にダムがなく、川岸や川沿いの道が自然に近い状態で残っていることから「日本最後の清流」と呼ばれています。 四万十川が育む豊かな生態系 四万十川にはアユやうなぎ、エビ、ツガニ(モクズガニ)、アメゴ、ゴリ、アカメ、スッポン、ナマズ、青のりなどおよそ200種を超える生き物が生息していて、
みなさんは、みつばちには西洋みつばちと日本みつばちの2種類があることをご存知でしょうか? 時生屋では日本みつばちの天然はちみつを販売していますが、買っていただいたお客さまから「スーパーに売っているはちみつとなんでこんなに味が違うの?」という驚きの声をたくさん頂きます。 日本みつばちのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたい! ということで今回は、日本みつばちについて私の知っている限りのことを書いてみようと思います。 まだまだ新前養蜂家なので、少ない知識と経験の中から搾