【独占インタビュー!!】誰もやってくれないので自分でやってみた~前編~
しかし!!!!!!そんな『ときわ亭』の”中の人”についてはまだよく知らないという方が多いのではないだろうか…?今回は中の人の仕事内容や入社のきっかけ、おすすめのときわ亭の楽しみ方など!!色々と聞かせてもらった!
「なんで急に中の人…?」かと言うと、以前公式Twitterで行ったアンケートで…
このように、意外にも『中の人について知りたい』と答えた方が多数いたからだ。中の人曰く「おすすめメニューの紹介になると思っていた。アンケートの4つ目の選択肢はいつもオチ。選ばれるワケないと高を括っていた。」とのことだ。なお、選ばれた嬉しさが隠し切れず終始ニヤニヤしていたことは言うまでもない。
ということで
やってきたのはいつもの三軒茶屋店。
この日は最高気温36.2℃の猛暑日。こんなところまで呼び出しやがって。
中の人め。根掘り葉掘り聞いてやるからな!!
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扉を開け
階段を上がると
なんだコイツぅ~!!!!!!
ときわ亭塩ホルモンロングスリーブTシャツにバスパン、そしてサンダル…しかもロン毛。
あやしい…あやし過ぎる。まさかと思い話しかけると…
中の人:どうも、中の人です。
コイツだったァー!ときわ亭の中の人全然フツウの人じゃなかったァー!!しかもこの撮影の為にニセモノの名刺まで用意していたァー!!!やる気満々!!!
と、張り切り気味の中の人に少々の戸惑いを感じながらインタビューを敢行した。なお、今回のインタビューは事前に公式Twitter及び非公式アンバサダー『一番隊』に寄せられた質問の中から一部厳選して行っている。
インタビュー
※ちなみに「これ、全部一人でやってるんだよなぁ…」というメタ的な視点で読んで頂けるとより楽しめるかもしれない。
それでは本編へGO!
——では、自己紹介からお願いします。
中の人:はい。0秒レモンサワー® 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭の公式Twitterアカウントの中の人と申します。よろしくお願いします。
——よろしくお願いします。普段はどんなお仕事をされているんですか?
中の人:社内では『広告・マーケティング部』という部署にいまして、広告媒体(食べログとかホットペッパーとか)の更新やブランドサイト、GBP(Google ビジネス プロフィール)、SNSや公式アプリ、その他の販促を担当している部署になります。
私個人の担当としてはコミュニケーションデザインという領域になりまして、「ときわ亭」というブランドとお客様の接点を作っていくことを目標に働いています。
具体的には公式Twitterの中の人や、各店のInstagramアカウントとFacebookページの管理、公式TikTokの更新もたまにしています。他にも毎月のキャンペーンや他社様とのコラボ企画等を進めたり、公認アンバサダーだったり、ファンコミュニティの運営も最近始めました。あと、このnoteを書いているのも私です。
SNSについて
——TikTokもやっているんですね。知りませんでした!SNSをいくつもやるのは大変ですか?
中の人:いえ、実はそんなに大変ではなくて。Twitterは気楽にやらせてもらっていますし、店舗のInstagramとFBページは立ち上げだけして店舗に運用を任せていますのでそんなに忙しくないです。TikTokはInstagramの転用ですし…(笑)
——そういえば、ときわ亭の公式Instagramって運用されているのは中の人さんなんですか?
中の人:公式Instagramは別の担当者がいます。なのでTwitterとは毛色が違うというか、雰囲気が違っていると思います。たまにコメントなどで私宛てにメッセージを頂いたりするんですけど、中の人は違う人なんです。すみません。
キャンペーンについて
——そうだったんですね。キャンペーンの企画もご担当されているんですか?
中の人:企画に関してはときわ亭チームで行っています。社長と役員を中心に直営店の責任者、加盟店SV、出店担当者、それからデザイナーと私の総勢15人ほどで企画を出し合って決めています。私の役割は会議で出た案をまとめて最終的な形にしたり、各部署のタスクを整理してスケジュールを調整したり、デザイナーと話して企画のイメージを決めたりするところですね。
——企画会議に社長や役員の方も参加されるんですね!どんな意見が採用されるんですか?
中の人:そうですね。毎月キャンペーンの目的が違っていて。例えば新規獲得だとかリピーター促進だとか。大前提としてそれにマッチしている物からふるいにかけられて、その後であまり見たことがなかったり、話題になりそうな案が選ばれていくような流れだと思います。
——やっぱり偉い人の意見が通りやすいですか?
中の人:それは全然そんなことなくて、”誰が言ったか”というのよりも内容そのもので判断されていると思います。最終的には社長判断ですが、比較的わかりやすいものが通りやすいかも知れません。
私が出した案も過去にいくつか採用されているので楽しんで頂ければ幸いです!
——パロディだったり”変な”キャンペーンが多いのは…
中の人:そうですね(笑)。たまにお客様からも「大丈夫なの?」と心配のお声をかけて頂くことがありますね。たまに私も自分で心配になることがあります。
——心配になってまでやる理由は?
中の人:ときわ亭としてお客様に届けたい最も重要なメッセージが「最高の笑顔まで…0秒前!いってらっしゃい!」というものなんです。
やっぱり嫌なこととか辛いこととか日常の中にたくさんあるじゃないですか。なんか毎日つまんないな…。とか。
どんな時でもときわ亭に来て”0秒で”笑顔になって欲しいという意味なんですけど。
なのでキャンペーンに関しても笑顔を創れるかどうかが一番大事だと思っていて、あんまり上手く言えないですけど…。「またときわ亭変なキャンペーンやってるね」って友達とか仲間達と笑い合えるきっかけになれたらいいなと思って企画しています。
アンバサダーについて
——公認アンバサダーの活動についてはどんなお仕事があるんでしょうか?
中の人:基本的には連絡を取り合ってご予約をお取りしたり、キャンペーンのプロモーションに手伝ってもらったりと言ったところなんですが。募集や準備段階の方が忙しいかもしれないですね。募集のテーマや選考基準だったり、就任後にして頂くSNS投稿のレギュレーションの作成だったり。一時選考までが私の担当なので結構やることが多いですね。
——選考基準をちょっと教えてもらうことはできますか?
中の人:そうですねぇ…(汗)
あんまり具体的にはお答えできないんですけど、良く言われる”フォロワー数”とか”エンゲージメント率”とかっていうのはあんまり重要視していなくて。多いに越したことはないんですけど。
——何が重要なんでしょうか?
中の人:それよりも、「この人を採用したら、その先のどんな人にときわ亭のことを知ってもらえるか?」というイメージができるかどうかが大事ですね。
以前の記事でもちょっとだけ書いてるんですけど、例えばある種のコミュニティに所属していて周りの人にときわ亭を知ってもらえるとか。チームメイトを紹介してくれそうとか。その人自体の活動を通してファンや周りの人に知ってもらえそうとか。そういったところまで見える方にお願いすることが多いですね。
あとは、もの凄い熱意を感じてこの人だったらときわ亭の為に色々と意見くれそうだなって方も採用させて頂いてます。
——なるほど。色々な人物像があるわけですね。
中の人:そうですね。結果的に第一期アンバサダーの皆さんもかなりバラエティに富んだメンツになっているので皆さんのSNSをフォローして見て頂けると嬉しいです。
コミュニティについて
——ファンコミュニティというのは何でしょうか?
中の人:Twitterのコミュニティ機能を活用しています。飛行式アンバサダー『一番隊』という名前で、お客様の中でも特に熱量の高い人達同士で交流が持てる場所作りができれば思って始めました。
——名前が似ていますが『0番隊』とどのような認識の違いがあるんでしょう?
中の人:組織自体のテーマが違っていて、『0番隊』は情報拡散とか認知獲得の面があるんですけど、『一番隊』に関しては純粋にファン同士の交流だったり、活動に参加してもっとときわ亭を好きになってもらうことが目的になっています。
——今後の具体的な展望はありますか?
中の人:今のところはコミュニティメンバーをもう少し増やしたいなというのと、オフ会なんかもやっているんですけど現状20~30人くらいの規模なので、もうちょっと大人数でできるようになると良いなと思っています。
他にはメンバーから「こんなことやりたい!」などの意見も出てきているので、皆がやりたいことを実現していくのが目標ですね。
大変なこと、良かったこと
——ここまで聞いてきて、色々なお仕事をされているなと感じたんですが中でも大変なことだったり、やってて良かったと思うことはありますか?
中の人:大変だったこと…は社内や加盟店様の理解を得るのにいつも苦労してますね。社内的にも新しいことというか、チャレンジングな活動が多いので。明確にこういうメリットがあります!って言いきれないところがあったりして…。
——それでも続けられているはなぜでしょうか?
中の人:んー。それでも何故か任せてもらえているという謎の状況だったりするんですけど…(汗)
でも、一つ言えるとしたら競合店の存在があるかもしれないですね。
——競合店ですか?
中の人:はい。焼肉屋自体は以前からたくさんありましたし、ここ最近卓上サーバーの業態もめちゃくちゃ増えて来てますよね。
そうなると飲食店として提供するサービスってどうしても似てきてしまうじゃないですか。差別化が難しくなってくるというか…。
——なるほど。
中の人:私がやっているのはお客様とのコミュニケーションを創っていくことなので、続けていくうちにお客様とときわ亭のストーリーみたいなものが生まれてくると思うんですよね。
お客様と紡いだときわ亭のイメージというか。
これに関しては競合店にはない。というか、同じものは絶対にできないじゃないですか。お店側だけじゃ完成しないものなので。
——つまり、競合店との差別化の為に続けている?
中の人:そういう意味合いがあると思います。ときわ亭独自の世界観を作り上げる為。みたいな。
——なんか、カッコいいですね。逆に仕事していて良かったと思うことはありますか?
中の人:ちょっとカッコつけて言ってみましたけど(笑)。
やってて良かったと思うことはたくさんあって、まずは色んな人に出会えたことですね。公認アンバサダーもそうですけど、コミュニティメンバーの中にも普通に生きてたら交流することなかったかもなって思う方々がたくさんいるので。
お客様の生の意見が聞けるのもありがたいですし、お仕事とか趣味とか本当に色んなことをされている方がいるのでお話を聞いてるだけで楽しいです。
——出会いの数々が良かったこと?
中の人:そうです。そんな出会いのおかげでできた体験とかもあったりして、例えばコンカフェもいったことなかったですし、声優さんのイベントにいったり、ラジオでメールが読まれたり…。
細かいことだとお客様におすすめしてもらったアニメが凄い面白かったり、ネットスラングについての新しい知識が増えたり、この立場じゃなかったらやらなかったこととかできなかったこともあるなって思います。
——お客様との接点を作る役割だからできた体験ですか?
中の人:私はそう思っています。なので、関わってくれている方にはいつも本当に感謝していて、皆さんのおかげで私の仕事が楽しくなってるっていう…変な状態になってますね(笑)
次回へ続く(入社から中の人になるまで)
ということで、前半は質問が多かった中の人の仕事について語ってもらったぞ!ウラ側の話や仕事に対する想いなど、かなりアツく語って頂いたがいかがだっただろうか?Twitterの中の人としての仕事についてはこちらの記事でも少し話しているので読んで頂けると幸いだ。
後半は中の人の入社から今に至るまでとときわ亭の利用について聞いて来たので是非読んで頂きたい!
ではでは、気になる後半の記事はこちらからGO!!