遊戯王OCG CSレポート 【エクソシスター】長文 2023.02.23
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酒都CSに挑戦。
広島のCSに参加した数は少ない方で、今回のチーム戦は勿論初めての世界。
戦績は
https://twitter.com/RISINGAGITO/status/1627270763815505925?s=20
酒都CS初参加
エクソシスター使用
予選
1ピュア xx
2林檎 x○x
3相剣 ○○
4ラビュx○○(うろ覚え)
予選落ち
サブトナメ
1リチュア○○
2林檎(烙印ビーステッドだったかも)○x○
3スピードロイド○○
サブトナメで同率優勝。
となった。
ここに至るまでに小さなドラマがいくつかあり、チームメンバーに許可をとることが出来たので、今回はそれを書き綴ろうと思う。
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CS
その言葉を聞いて、ある人は「死ぬ気でやれ」という。
ちょうど2020年、私の周りがCSに挑戦し、散っていった時期だった。
それから約2年後、環境も人間関係も大きく変わり、モチベーションも下がる中、
私が交流を始めるようになった相手は皆、非公認の大会に挑戦する者達へと変わった。
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D「シグレ君はCSのトナメに行ってない雑魚だから」
自分「Dさんはねえ、ツンデレだからさ。XXXだと思えば愛だよね」
帰路が分かれた後の会話。
実際Dの最初の応援で結果を出すことが出来たので、会話では素直に受け取りつつ、苦笑いしている。
T「シグレさんの考え方、ヤバ(笑)」
自分「厳しくいってくれる方ほど、今は大切にしないといけないよね(他にも色々と冗談を交えながら、語る)」
ということから、いずれ非公認に挑戦し、予選を突破しなければならないとは考えていた。
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YouTube動画の広告で流れる某電動鋸男のセリフ
「俺がてめーをXXXXXしたらよおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「てめえええの夢エ!!XXXXXXXX以下なあああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~!!!」
自分「言ってみてええええええええええ!」
つまり、「俺が勝ったらXXXXXはXXXXX以下だああああああ!!!!」
ということから、【勝てば勝つほど】ネタに出来る予防戦を得た自分はある意味《無敵の人》となった。
無惨に敗北することなど気にならないほどの、【勝利への渇望の言語化】である。
冗談はさておき。
大会の環境が変わり、人は年を取り、趣味を引退していくものも少なくない。
これまでCSに参加していた者がリストでは見かけなくなり、変化の兆候は確かに感じられた。
「前は上手く行かなかったけど、今がその時なのか?」
CSに出ない理由よりCSに出るきっかけが増えていく中で、
知り合いのつぶやきが目にとまる。
「一緒に出ます?」
U「あと一人集まるなら、自分は大丈夫ですよ」
あとは自分が手を伸ばすだけだった。
そしてもう一人は……、Uと同じメンバーにいたE。
「チーム名を決めよう」。
今回参加する酒都CSにはチーム名のセンスを問う賞もある。
二人はガンダムが好きで、自分はガンダムOOが好きなことから、多くのアイデアが湧いてくる。
その過程で
「自分が普段使っている名前では、使うデッキが特定されやすいな」
現在自分が扱うデッキは、エクソシスター。
環境から外れた構築の閃刀姫。
使用するならエクソシスターのみ。しかし、構築は最近の公認大会の入賞で内容がしっかりと分かる。
勝率をあげるなら、知り合いの多い今回のCSでは、自分が扱うデッキの対策をさせてはならない。
自分が参加することは、信頼できる人にしか明かさない立ち回りが必要となる。
名前、プレイマット、スリーブも変えて当日は参加か。
「ヤケノハラゴルシ……」
酒都CSの参加者のダジャレセンスに感化された自分は頭の中で、シルエットが分かりずらいネームが浮かび、メンバーの情報と共に登録。
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同時並行。
勝率をあげる方法として、練習もしていく事を考える。
丁度毎週日曜日の非公認が行われる店舗におもむき、参加者のデッキやプレイングを把握しつつ、CS当日に思いを馳せる。
『受験生の皆さまへ、試験会場への下見は必ずしておくように。毎年会場を間違えて、失敗してしまう方がいます』
いつだったか、受験シーズンに流れてきた失敗談が頭に浮かぶ。
2月1日(水曜日)
自分「日曜日、開催場所の下見に行きませんか?」
自分「もしも車出してくれるなら、土曜日にカードを売って、ガソリン代自分が出しますんで」
出し惜しむことはない。
チーム戦ならば単独で調査するよりも、メンバーと共に行動して調べた方が良い。
当日も何かトラブルがあったとしてもスムーズに対応出来るだろうし、開催当日の集合時間と到着時間を明確に決めれる。
自分を含めメンバー全員、CSの経験は少ない。
ならば事前のシミュレーションもやっていく。
万全の状態で挑んでこそ、拾える成功があることは、TCG以外の修羅場で皆経験している。
予定のすり合わせはすぐに終わり、日曜日は西条へ向かう。
駐車場の数を確認しつつ、開店凸。
ゲームアーク西条の窓から太陽の日差し。
無機質な白いテーブルに暖かな色がつく中で、三人はデッキと汎用カードを広げ、
現地でのフリー対戦を始めるのだった
トイレの清潔さやシングルカードの値段確認。他の知り合いが探しているカードをお土産に買うなどCS当日では出来ないこともやり遂げ、全員がマッチ戦の練習を終えたあとは、もう12時になっていた。
「昼飯どうしようか」
「せっかく来たんだし、食べられる所、探しましょうか」
そして向かうは【回転寿司屋】
2月始め当時は回転寿司屋に結構な出来事があり、【XXローに行くことで、売上で救っていくことで徳を貯めよう】という流れで、回転寿司屋で食事をしていく。(念のため言うが、店内で決して騒いではいない)
食事後、店を出て「俺達スXローを救ってるから最強だよな」と笑いあい、西条から地元へと戻る。
夕方に近づく15時、明日からまた5日間はフリー対戦は難しく、解散後、自分は16時からある公認大会へと向かった。
【やはりサイドチェンジ後の先行は……後攻……】
【あのカードの対策は、ん?もしかしたら必要ないかも?】
【環境とみせかけて、意外なテーマと対面したりとか】
ただそのプレイングは、
【このターンでライフ8000を削らなくては、負ける】
【相手の手札が強い、どうして初手に誘発が引けないんだ】
【相手はこちらの展開や誘発に対して……ならば、ここでGは投げては駄目だ】
【ようやく、まともに勝てた】
どこか心が上の空の、雑なものだった。
「もしかして、広島でエクソシスターを使ってる方ですか?聞いたことがある名前だなあと思ったらやっぱり」
「え……」
「ノート見てます」
「ああ、光栄です」
デッキが変えられないなら、プレイマットとスリーブはやはり変えるべきだと、自分の活動を振り返って、その考えに至る。
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2月11日 15時 チームメンバーのEと公認で対戦することになる。
彼もCSで挑戦するデッキはシスターであり、
先週の意見交換もあわせて洗練を続けていた。
ミラーでの対戦に勝利をし、Uの戦いぶりを見守りつつ、次へ。
ティアラメンツの連戦の中、サイドデッキの構築を以前より数枚変えていたことで、手ごたえを感じつつも、使い慣れていない部分から負けた試合もあれば、
マルファとクロウで相手の妨害を踏み、拮抗勝負とうららでリダンを含めて相手の盤面の多くを裏側で除外することで勝つ試合もあった。
まだ自分はEとの意見交換で得たものをデッキに採用しても使いこなせていない。
その反省をしっかりと行いつつ。今日は心のこりを解消させること。
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「Yさん、実は相談があるんだ」
夢デュエルR18の開始
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翌日いつもの夕方公認に参加する。
結果は優勝。
サイドデッキの枚数はこれで正しいと確信し、入賞デッキの撮影の際、サイドの公開は控えた。
来週は、本番。頭の中は、不思議と穏やかだ。
例え公認で結果を残しても、練習は上位常連には及ばない。
それでも何かを成し遂げられそうな確信があった。
メンバー皆それぞれ、平日は仕事をこなし、土曜日はレアコレで店舗を駆けまわる。
そして午後になれば明日の準備を始め、デッキレシピの提出を終わらせた。
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朝8時、西条へ向かう途中のトンネル内
「……周りはきっと猛者ばかりだろうけどさ、この一日のために努力してきたことは、誰よりもこのチームが一番だ」
メンバーに高らかに言った。それは自分に言い聞かせる言葉でもあった。
「そうですね。頑張りましょ」
他の参加者と同時刻に到着した自分達。
まず初めに、自分の顔を見て驚く人もいれば、喜ぶ人もいた。
「どうも、ヤケノハラゴルシです」
皆苦笑いした。
「シスターで参加ですか?」
「いえ、閃刀姫です」
「嘘だ」
「固定つぶやき、閃刀姫でしょ。いつもの名前使うと閃刀姫ってばれるんで」
そして始まったCS。冒頭の戦績通りである。
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サブトナメでの対戦途中。
ライフがお互い8000のまま変動せず、エクストラデュエルの時間も過ぎてジャッジがやってきた。
相手の場にはアンヘルが守備で棒立ち、セット一枚のなか、自分のターンが始まったばかりである。
サドンデスは受け付けてない中で、自分は言ってしまった。
「このターンで決着をつけます。だから……」
あまりにもすがり付く台詞だった。
予選に落ち、もう一度のチャンスさえ、この形で終わってしまえば、どうなるのか。熱中のあまり、横の戦績はまだ把握出来てない。
ただ、今の手札は、うらら、レッドリブート、マルファ、三戦の号、無限泡影(うろ覚え)
他一枚。
この手札なら逆転で勝てる内容。心の底から諦められなかった。
「それなら、二分で」
「!?!?……っーーー」
通ってしまった。ならばすぐに切り替える。
ライフ差をきにし、パークスを発動することをためらい、手札からマルファを発動。
相手の最後の手札一枚、増殖するG。
うららですぐに止める。
カスピテルへ。持ってくるのは、二体目のマルファ。
ミカエリスになれば、マルファの追撃も出来たハズだが、
パークス経由をためらう。ライフを削れば、負ける可能性が増える。
その不安が、例え8000を削るプランがあっても揺らぎ、消えていく。
思い出す、練り直す時間さえも惜しい。
時間が迫るなかで、三戦の号。
相手と周りがどよめいた。
そして相手にモンスターがいるからこそ、三戦の才を持ってくる。
相手は増殖するGをマルファに合わせて使おうとした。うららで効果を無効にされていても、発動しているからこそ。
三戦の才でアンヘルのコントロールを得て、
ライフを大幅に削る。そして勿論、削り切れていない。
大きな差がついた中で、ふらつく、魔法罠のセット。
相手がドローし、顔色がまた変わった中でタイマーが切れる音。
ジャッジ「おお、やっぱり二分で決まったか、あながち間違ってはなかったな」
勝者は、自分。
しかし、決して、手放しで喜べる勝利ではなかった。
今回の対戦相手とまた、戦いたいと、自分は思いつつ、
「次もまた、お願いします。」
次の席へと向かう。
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最後の戦いは、自然と手札が応えてくれた。
相手テーマとも相性がよかったのだろう。これまでの戦いでは見えなかった動きが鮮明に見え、全ての展開をとめつつ、ライフを削りにいく。
自分が勝ったあと、横のメンバーが奮闘をすることで、サブトーナメントの同率優勝を果たす。
「よし!」
自分含め三人の明るい声。
予選落ちで諦めなくて良かったと、この瞬間は心から思ったほどだ。
すれ違うのは、これまで対戦してきた人達。
「またチーム組んでくれますか!?!?!?!?!」
EとU「「勿論」」
店を出て、駐車場へと向かう中で、この日の達成感の余韻に浸る。
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地元へと戻る途中
E「二戦目のシグレさん、めっちゃ漫画みたいでかっこよかったですよ」
自分「(吹き出す)、まじですか?」
E「シグレさんの話題になったとき、必ずこのエピソード話しますんで。だって、ジャッジも勝てることを予想してたんだから」
自分「そういうことか(笑)ありがとう」
自分では気付かなかった。
そういう解釈も確かにある。
チーム戦だからこそ、チームメンバーからの言葉は、自分にとって大きな救いだった。
「ヤケノハラゴルシ作戦、成功だったな」
車内が笑い声で満ちた。
この二人と出会えてよかった。
その巡り合わせとなった、数々の日々が報われた今日この日は、忘れることは無いだろう。
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「Dさん、CSお疲れ様です。あの時背中を押してくれてありがとう。あれはツンデレだとは分かってました。なので、これからはチXXンソーマンネタの、【夢バトル】です。期待しておいてください」
夢バトル。その単純かつ深みのある言葉をさらりと扱い、目標が次々と浮かぶ中、
決闘者達は、月曜日の朝を迎えるのだ。
カードの画像などは主に遊技王OCG公式アプリの遊技王ニューロンのスクリーンショットを使用しました。