アレコレ考えてた
過去の記事の蔵出し(2021年11月)の改稿。
大枠は変えてないです。
「表現の自由」のはなし。
「禁止する」と「批判する」は違う。
「禁止」にしてしまったら、発表すらもできない。
しかし。
発表した限り「史実と異なっている」という情報関連から、「あんまりなストーリーだ」などストーリー展開まで、「変だよ」と言われるのは、作家として当然のこと。
私も言われたし、言われ続けるだろう。
弁解するかどうかは作家さんの意志次第だけど、批判を受け付けないようなのは、せっかく読者として、声を上げてくれた人の言葉を封じることになる。
自戒を込めて。
「知らない価値観の世界」を楽しむのが、創作物だったりするわけでしょう。
その創作物を通して、自分がどう感じたか、どう生きようと思うか。
これが創作物の醍醐味。
それを為政者が奪ってどうするの。
庶民の脳内を停止させたいのかしら。
悔しかったこと。
「あなたの話って深読みできるところあるの? この話は、そんなに難しく深掘りして考えて書いているの?」
って言われたことがある。
言われたときはショックだったけど、今なら言える。
「難しいことを難しい言葉で言うのは、非常に簡単。難しいことをやさしく伝えるのが私の使命」
ついでに。病気の時、本を読みたくても、読めない時期があった。
私が読みやすい文章を心がけているのは、そういう「時期の人」でも読めるタッチを目指しているから。
あと、読書の入門書を目指していたりもしている。
入り口がなきゃ、誰も入れないでしょ。
再掲することに決めたわけ。
家族に、色々話すんだけど、「難しいことを考えているから、脳みそが疲れるんだ!」「ここで留めておくのはもったいないから、どうにか文章に起こせ!」と、言われちゃったからです。
私の小説って、私の哲学のカタマリです。