のりたま交流戦観戦記2.8
のりたま将棋クラブさんと将棋Vの交流戦2.8日目について書きます。
前回の記事はこちら。
中継配信はこちら。
総譜はのりたま将棋クラブさんのwikiよりご覧ください。
茸 - 真澤千星
先手はのりたま側の茸さん。茸さんは矢倉や角換わりを得意とする居飛車本格派。
後手はV側、我らがV名人の真澤千星さんです。袖飛車や角交換四間飛車を得意にされており、中終盤のバランス感覚はさすがの一言です。
本局のレートは茸さんが1700、千星さんが1800でV側にやや分がありそうです。
本局は千星さんが得意の角交換四間に構え、対する茸さんは対角交換振り飛車の玉頭位取り+地下鉄飛車に構えます。序盤の駒組みではやや先手・茸さんが作戦勝ち模様に進みます。
しかし、こうしたところからでもバランスを保って力を発揮するのが千星さんです。玉頭戦から△8八歩▲同飛でスキを作ってからの指し回しがさすが。個人的なハイライトは終盤△9七歩成が見切った感のある踏み込みです。
以下、千星さんの勝利となりました。
序盤は茸さんがうまく立ち回った将棋でしたが、中終盤に千星さんの腕力が光り逆転。お二方とも見せ場のある将棋だったのではないでしょうか。
ここまでと次回について
本局の結果でV側からみて4勝4敗で拮抗しています。
次回は明日8/23日 20:35~、清井めしべさんのチャンネル、以下のページで中継される予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?