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線引きが難しい

せ ん[線]⦅名⦆
①糸のように細長いもの。すじ。ライン。
「地面に━を引く・からだの━〔=輪郭りんかく〕」
②〘数〙点が動いて、(まっすぐ)無限に のびていく経路。(↔点・面)
③〔鉄道・道路などの〕路線。
「東海道━・上のぼり━」
④目に見えない光線(に似たもの)。
「Xエックス━」
⑤電線。
「━が切れる」
⑥考えや行動の方向・筋道。
「物取りの━が強い・いい━行ってる・基本━」
⑦一定の水準。ぎりぎりの境界。ライン。
「ここが合格の━だ」

三省堂『三省堂国語辞典第八版』より引用

ここからはお断りだと蹴落とされ天気図にすら気圧されている

5月12日夜〜5月13日雨 休日

昨晩の気圧の急降下に叩きつけられるようにダウン。
油断に疲れと気圧の変化が重なるとぜんまいが止まったオモチャのように眠ってしまう。予定をしていた打ち合わせを寝過ごしてしまった。お相手の方には事実を伝えてお詫びし、快く許していただいたが本当に申し訳なく思う。
事実を素直に伝えられる方とそうでない方を本能的に線引きしている。

夜が明けても雨、気圧に社会と関わることをお断りされている気分になる。気圧でダウンしているとSNSで呟くと心配してくれる方がいる、こんなに優しい人たちは現実世界のどこに存在しているのだろう。
仮想と現実を明確に線引きして生きるのは難しい。

目眩と頭痛に耐えかねて久々に服薬、3月頃から相談を進めていた企画をお知らせした。できれば誰も傷つけたくない、好きな作品に好きとだけ伝えるのは案外勇気がいる行為だと思う。
評と感想の線はどこで引かれるのだろう。

こんな日は可能であれば1日中眠っていたいがそうもいかず、雨の中バイクの車検へ。率直な物言いの店員さんが「最近あんま乗ってないんだねぇ」と笑顔で話しかけてくれる。全く悪意のない店員さんの笑顔に気圧されて「仕事がなかなか忙しくて」と嘘をついた。バイクに乗って遠出ができないくらいに仕事をしている事実を忘れて嘘をついたと自分で感じている。

私は今、嘘と事実にどこで線を引いた?


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