「ゼンレスソーンゼロ」バージョン1.2までプレイしての感想:アクションと探索のバランス
ホヨバースの最新作「ゼンレスソーンゼロ」(通称:ゼンゼロ)をバージョン1.2までプレイして感じたことをシェアします。ストーリーのネタバレは避けて、ゲームシステムとアクション面に焦点を当てていきます。
まず、このゲームでは男性と女性の主人公を選べますが、どちらを選んでもストーリーに影響はなく、あくまでプレイヤーが操作するキャラを選ぶだけのシステム。どちらの主人公を選んだとしても、主人公はバトルに参加しませんが選んだ主人公によりどちらの方がたくさん喋るかが変わります。物語にかかわる主人公の会話を楽しみたいとか、自分が兄としてまたは妹としてロールプレイがしたいを元に主人公を選ぶこともいいと思います。
お気に入りの要素は、キャラクターが街中でランダムに登場するシステム。プレイアブルキャラクターが実際に街に現れることで、彼らと会話したりするのがとても新鮮でした。アートスタイルもアニメ調で、アニメーションが滑らかに動くところが個人的にはポイント高い。特に、アニメ風のデザインに加え、アメリカンコミックスっぽい演出が斬新でした。
ただ、アクション重視のゲームであるにもかかわらず、探索パートが単調で不満が残ります。おそらく、プレイヤーに休憩を与える意図で導入されているんでしょうが、アクションに没頭していると探索がノイズに感じてしまうんですよね。敵を倒す爽快感の後に、強制的に進まされる探索パートはあまりにもギャップが大きくて、テンポが悪いと感じます。特に、アクションに慣れたプレイヤーにとって、探索中の強制的なHP減少やスキルが使いづらくなる要素はストレスに感じることもあります。
一方、アクション部分は非常に楽しく、特に高難易度クエストではパリィや回避など、プレイヤースキルが求められます。アクションゲームが好きな人にはたまらない要素ですが、逆に苦手な人にはややハードルが高いかも。防御系のキャラやサポートキャラが今後出てくる可能性もありますが、私が持ってるキャラー(バージョン1.1までのキャラー)の中ではまだいません。
探索パートが単調であるのは残念ですが、それを補うほどアクションが楽しいのも事実。このゲームの魅力は、まさにアクション部分にあると言っても過言ではないです。今後、アップデートで探索パートが改善されること発言もありましたので、そこに期待しています。
好きな点:
アクションが抜群に楽しい
キャラクターやアートスタイルが魅力的
世界観やストーリーの深さも好印象
改善点:
探索パートが単調
高難易度はやや手強い
キャラクター編成が複雑で、組み合わせに悩むことも
総じて、アクションゲームとしては非常に優れているものの、探索のバランス改善が求められるゲームだと感じました。
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