見出し画像

私の言語学習の旅は映画、アニメ、ゲームから始まった

振り返ってみると、私の言語学習の旅は映画、アニメ、そしてゲームから始まりました。最初に英語に触れたのは洋画を通してで、字幕なしで映画を観て、英語のセリフを理解しようと没頭していました。でも、私の言語の旅はそれだけでは終わりませんでした。やがてアニメに出会い、そこで日本語への興味が芽生えたのです。

映画【ハリーポッターと賢者の石】


最初は吹き替えのアニメを観ていました。今でも覚えているのは『カードキャプターさくら』です。しかし、放送時間が塾の時間と重なっていたため、ついに自分のお小遣いでアニメのCDを買いました。それが、私が初めて自分のお金で買ったアニメです。その時は、それがどれほど大きな影響を与えるか全く予想していませんでした。

そのCDには字幕がついていて、音声はすべて日本語でした。字幕を見ながら日本語の音声を聞いたことで、「好き」「愛してる」「バカ」、そして「くん」や「ちゃん」といった表現に気づきました。これらの表現に魅了され、独学で日本語を学び始めました。(私もくん呼びされたいよ!でも、現実はそんなに甘くない…いつか呼ばれる日は来るのだろうか(笑))

アニメ【カードキャプターさくら】

しかし、言語学習の中で最も大きな転機となったのはゲームでした。PS2の時代になると、ボイス付きのゲームが登場しました。通常、英語に翻訳された日本のゲームは、テキストも音声も英語に吹き替えられていましたが、NIS America(日本一ソフトウェア America)という会社のゲームだけは異なっていました。この会社のゲームには、英語と日本語の音声を選べるオプションがありました。これが私にとっては革新的でした。

日本のゲーマーなら、日本一ソフトウェアという会社はご存知でしょう。代表作は『魔界戦記ディスガイア』ですが、NIS Americaは、アトリエシリーズなどの幅広いゲームを世界に届けていました。そんな中で、私が一番好きだった作品は『アルトネリコ』です。

ゲーム【アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女】

これらのゲームは単なる娯楽にとどまらず、私にとっては言語の先生でもありました。ゲームを通じて、英語と日本語の文法や発音、意味を学ぶことができました。しかし、振り返ってみると、私が日本語を独学で学んでいた時、正しく教えてくれる人がいませんでした。周りの人は日本語にはそんなに興味を持っていなかったので、一緒に勉強したり、練習できる相手がいなかったのです。それを乗り越えるために、私は一人で何度も同じことを繰り返して練習しました。例えば、TVのキャラクターの発音を聞いて、自分の声を録音し、何度も比較しました。

それから10年が経ち、実際に日本に行ってみると、「日本語がとても上手」とよく言われました。自己紹介で名前を言わない限り、日本人だと思われてしまうほどです。ただ、日本人はとにかく褒めるのが上手なので、本当かどうかは分かりません(笑)。

日本に住んで約8年が経ち、今では日常生活の中で日本語を使うことができています。ただ、これからも勉強を続けるつもりです。まだ文法が少し雑な部分があるかもしれませんので、これからは読者の皆さんに指摘していただけると助かります!皆さん、相手になってくださいね!

白川郷、アニメ【ひぐらしのなく頃に】の聖地
今でも日本を楽しんでます!

ここで私の経験から学んだことで後悔したことと良かったこと。

私はネイティブスピーカーと話す機会を積極的に作らなかったことが一番の失敗だなと思います。映画やアニメ、ゲームを通じて英語と日本語を学びましたが、実際にそれを使って話す相手がいなかったため、会話の練習ができず、進歩が遅くなってしまいました。今ではオンラインで色んな人と繋がれるので、これから他の言語を学ぶ予定がある人は是非勉強中の仲間またはネイティブの人と繋がってください。

また、私が何年も勉強し続けられるのは好きなものを通して練習するからです。映画やアニメ、ゲームなど、自分が好きなものを通じて言語を学んでいるなら、それを実際の練習に結びつけることをお勧めします。

今回は長めの自分語りなので日本語のみ投稿しました、週末には英語バージョンも投稿するつもりです。
それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?