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『ざつ』 お気楽TRPG日記170。デスマ―チとか、3/17邪神忌とか、BGBEとか、エクリプス・フェイズとか、CoCとか、お仕事募集中とか。

概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。
【お仕事募集中!】TRPGデザイン/ゲーム翻訳。神話伝承、クトゥルフ神話、アニメ、アナログゲームなど雑学記事。『玉座の闇』シリーズの進行役もお引き受けします。詳細はDM、メール(pbc03134@nifty.com)で。

生活時間帯とかがぐしゃぐしゃになっていて、レスポンスできないアレコレが発生しております。順次対応していきますのでよろしくお願いします。
お急ぎの場合は、メールか、@付きのレスで。


デスマ―チ中

 3-4月にイベントが山積しているのと、それに伴い、締切が押せ押せ状態なので、3月一杯はデスマーチ確定です。裏側では、色々メッセージが飛び交っていて、皆さんのご協力、ご厚意に感謝。頑張りますね。

・イベント予定

3/2 CONNECT
3/10 京都蜂蜜酒醸造所 グランドオープン
3/17 邪神忌
3/23-24 BGBE
4/13 福岡にて玉座の闇5
4/21 星降る森の魔法市
4/27-28 ゲームマーケット2024春

 この間に、ゲーム学校の仕事とか、あれとかあれとか入るのですが、単発のお仕事(原稿、GM)とか常時募集中ですので、よろしくお願いします。もう少ししたら、色々発表できそうな気もします。

 ゲームマーケット2024春では、マダミス特設ブースが出るそうなので、『玉座の闇』シリーズはそちらに委託する予定。
#ゲームマーケット
#玉座の闇

邪神忌(3/17)

 今年もやります。ラヴクラフトの命日イベント「邪神忌」
 今回は、お店のご都合で、本来の3/15ではなく、3/17(日)18:30よりの開催となります。ゲストに鋼屋ジンさん(デモンベインなど)をお迎えして、クトゥルー神話について語り通します! #邪神忌

https://loft-prj.co.jp/schedule/lofta/277564

 これに合わせて、『あの頃のラヴクラフト』最新版などなどの物販も予定しています。配信もあります。

 このイベントは過去、多数の作家、翻訳者、神話研究者などに出演していただいておりますが、蝸牛くもさんが、最近のインタビューで、言及してくださっていたりします。

#百年前のラヴクラフト

邪神忌に向け、「あの頃のラヴクラフト」最新版を執筆中で、1924年のHPLの書簡集チェック中。 2月2日付で、『ウィアード・テイルズ』のオーナー、J・C・ヘネバーガー宛、および2月3日の同編集エドウィン・ベアード宛。家族への手紙は3月4日のニューヨーク到着(ソニアとの結婚)から。

ヘネバーガーとはこの手紙の直前に、『ウィアード・テイルズ』の内情運営に関する話をしており、この会談の影響で、HPLに好意的なエドウィン・ベアードが解任され、ファーンズワースが新編集長になるが、その結果、HPLの作品が通りにくくなる。

この手紙の直前の会談(フーディニ代作の件)からラヴクラフトが『ウィアード・テイルズ』の編集長職を打診されたのではないか説につながるのだが、要調査案件。その後、ヘネバーガーは別のユーモア雑誌の編集をHPLに打診するが、その雑誌は結局出なかった。

BGBEで『信長の黒い城』

3/23-24の日程でインテックス大阪で開催されるBoard Game Business Expo Japan(BGBE Japan)に、E-31コノスで参戦します。
E-31コノスブースで『信長の黒い城』や『銀の三角、青い泡』などを販売する一方で、新規企画のプレゼンを行う他、TGFFさんのスペースで『信長の黒い城』の試遊卓を開催します(1日1回、一般オープン直後の予定)。

https://www.bgbe-j.com/

エクリプス・フェイズとか、CoCとか

 デスマーチだなんだと言いつつも、TRPGで遊ぶのも仕事のうちですよね。
 先週土曜日は、『エクリプス・フェイズ』のテストプレイ。木星圏外縁部の衛星バレトゥードーに建設された宇宙劇場で、宇宙用人型機動兵器義体〈ガルガンチュア〉に乗って戦争ゲームを楽しむ。その娯楽施設の裏側に隠されたXリスクとは? いずれ、どこかで。

 その後は、ドイツへと旅立つテストプレイヤーの送別会で肉。
 ざつなワーキングホリデープランであるが、若いうちに、海外経験を積むのはきっと役に立つよ。まあ、無事に帰ってこいや。

 翌日は知人のサークルにお邪魔して、CoC+比叡山炎上で現代伝奇アクションを遊ぶシナリオ設定のテストプレイ。新宿地下で8番出口を探すはずが警察病院の手術室での惨劇に。WHY?
 これもいずれかの機会に。

なお、エクリプス・フェイズに関してはこちらも参考に。

おめでとうございます。

X経由でおめでたい知らせが2つ届く。

まず、フランスで開催中のカンヌゲーム祭で、宮野華也さんの「Trio」(日本版タイトル「ナナ」)がアスドール・フランス年間ゲーム大賞2024を受賞したとのこと。海外のゲーム賞にノミネートされた事例はいくつもあるが、大賞受賞までいったのは快挙!
おめでとうございます!

その関係の配信もあるようです。

 この賞に関しては、安田均先生のコメントが詳しいので、Xで検索してください。

 さらに、第44回SF大賞を長谷敏司さんが「プロトコル・オブ・ヒューマニティ」で受賞されたとのこと。今年の候補作は傑作揃いだったので、これは凄いなと思います。おめでとうございます!

プロトコル・オブ・ヒューマニティ

シャドウラン関係

 西上柾さんのシャドウラン関係のnoteが更新されたので告知。

シナリオ改変禁止

というワードがTLに流れてきた。

私は根っからのアドリブマスターなので、シナリオがその場のノリで変わるのは当たり前だと思っているし、そのセッションが面白ければそれでいい。 その上で、改変禁止、と書く人は、中身を理解しないGMに、自作シナリオの真価を損なう改変を吹聴されるのが不快なのだとは思う。

 その後のTL観察からすると、有名シナリオの「通過」が共通体験となる、ある種の勲章となっているため、改変しないで体験しないといかん、という強迫観念に近くなっている層が生まれたということらしい。
 共有体験のトロフィー化を阻害するほどの改変となると、話はかなり変わるようにも思える。
 これは来月更新予定の『粋なゲーマー養成講座』で分析したいので、さらなる情報を集めたいと思います。

作家になるために何冊読めばいい?

というワードがTLに流れてくる。何度目?

 色々あって、小説家に限らず、翻訳者、文筆業、編集者の知り合いは多いのですが、そもそも、息を吸うように本を読む人ばかりで、その結果、息を吸うように物語を綴るような生き物になり、それでも呻吟しながら、形を整えて初めて、作家として生きていけるのですよね。
 書痴レベルの知り合いが多いので、読んだ本を冊数で数えられる間は、読書家などとは恥ずかしくて名乗れません。朱鷺田の場合は、持っている文庫本が高校2年生で3000を越えてしまい、1日で蔵書録が更新できなくなったので、数えるのをやめましたが、お世話になったSFの大先輩、星敬さんの残したご本が10万冊で、まあ、さもありなんと思ってしまうあたり、本の数に関する感覚は、私ごときでもかなり一般とずれてはいますね。
 だから、冊数など問題ではなく、本から何を得たか?です。

「読んだ本で面白かったものは?」

 何でもかまいません。今日の朱鷺田ならば、『キングダム71』とか『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』と答えるかもしれませんし、先日の飲み会では、『ミャンマーの柳生一族』の話をして超受けました。『イスラム飲酒紀行』の方ですよ。

 ゲーム学校では、TLに今も流れる「作家になるために何冊読めばいい?」よりも「どれを読んだらいいですか?」と聞かれることが多いので、ノベル科の生徒にはできるだけ幅広い本を紹介する一方、「こういうテーマの小説を書くなら、資料としてこれら、先行作品としてこれらを読むと参考になる」と答える。これでも膨大になるがね。

 天使の話を書きたいなら、聖書読めというし、エヴァ見たか?とは聞くよね? SMを加えたラブコメを書きたい生徒には『ナナとカオル』を勧めた。 「何冊読めば作家になれる」という質問そのものが解像度が低いので、この質問を再構成して分析することを指導する。

あなたの目指す作家とは?

4-5冊しか、商業で小説本を出していない人間がいうのもなんだが、小説家は場面やテーマの解像度を上げていく仕事じゃないかな? と思う。例えば、「ツインテール」だけで10冊以上書くとか。

 最後に付け加えると、一見、本とか読んでいないような作家すらいる。野生のベストセラー作家かよ?とか思うが、そういう人ほど、親の書庫が充実していたので、文章力がしっかりしていたり、色々な体験をして蓄積した情報をしっかり分析していたりする。「プロット? 作成しません」から「シリーズ100冊分の設計図を作成済」まで千差万別なので、自分の執筆スタイルを作り上げて面白い原稿を書けるなら、やり方はどうでもいい。
 おかげで、ノベル系学校の講師というのは、生徒のスタイルを見極めるために、大変苦労します。

これもアリ。

戦旗

ゲーム学校の関係があり、先週「戦旗」というワードに関するアンケートを取りました。300票以上の回答、ありがとうございました。 予想以上に小林多喜二の人がいたり、みんな、「星界の戦旗」の話をし始めたり。
ちなみに、検索すると「戦旗」は昭和3年創刊のプロレタリア文学雑誌の名前でもあり、小林多喜二の「蟹工船」が掲載されたことで知られる。昭和6年終刊と2番めに出る。

王様戦隊キングオージャー

傑作でした! ああ、面白かったよ。

 ニチアサの戦隊もので、ちゃんと異世界ファンタジーを描ききり、最終回の3回は、登場人物総集合の大戦争モードで、後日譚まで描くという破格の作品。それぞれの王様のキャラが素晴らしすぎていい。
 特に、宮廷陰謀と王家の秘密というテーマをちゃんと具現化した上、王位継承のバトルまで、戦隊ものの枠組みに落とし込みつつ、毎回、面白い展開にしたのは、素晴らしい!

やっぱり呟く

2/23 天皇誕生日。
引きこもりのフリーランスなので、今日が祝日だというのを忘れている。まあ、引きこもって原稿書いて作品チェックですが。
陛下、おめでとうございます。

おめでたいことと同様に、悲しいお知らせもXから届く。

そう言いつつ、Arenaでマジックも日々の日課。
ゲーム勘を忘れないために1日1時間は触るよ。

ミール・ミイさんの蜂蜜酒(ミード)取扱い店舗情報!

テストプレイによく来てくれるウォーハンマー大好きお姉さんが、ついにウォーハンマーTRPGのオンリーコンを秋に開くそうなので、ぜひ、応援してあげてください。


コーヒー 玉響 たまゆら

これが何かの新技術なら、日本のエアディフェンスがひっくり返るぞ。

フリーレン公式より

こう言える師弟の関係が素晴らしい。
ちなみに、Xというのは、TLの構築次第で、ベストセラー作家やベテランシナリオライターの物語考察がただで読める素晴らしいツールになる。
これだから、Xをヤメラレナイ。

セッションのために、木星外縁部を舞台にしようと情報検索していたら、シューメイカー・レビュー彗星の記事にぶつかる。あの彗星は、木星の重力に捕らえられた結果、木星周辺を飛び回り、ついに、ロシュの限界を越えて、あの激突に至る。ああ、なんか来るな。

なぜか昔のポストがいまさら、広がっていく。

冬コミに出て、秒速で売り切れたTRPGの再販プロジェクトが来た!


今日の卵かけご飯 鮭ほぐし、レタス、シャンツァイ

『真・女神転生V Vengeance』楽しみ!

は、どんなアクション映画のネタなんだよ(汗)

生徒の小説作品を読むが、エロを書くなら、恥ずかしがるなあ-------------------と悶える。

今日も本を買う。


とんがり帽子のアトリエ13

とんがり帽子のアトリエ13読了
銀夜祭編続き、クスタスを救うために、ある呪文を用いて探索を進めるココは、魔法使いの上層部を説得しようとする。
皆を幸せにする結末はあるのか?
子どもたちの願いというテーマがよい。


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