フリーのライターがコーヒー屋を始めて2ヶ月目が経った
これはフリーの編集者&ライターであるわたくし辻康太郎が、都内で飲食店をオープンするまでの記録である。
ちなみに私は普段こんな感じのインタビュー記事などを書いている。
さて、現時点での店舗の希望条件は以下のとおり。
●東京都23区西部(世田谷区、渋谷区、目黒区)
●カフェとして営業できる内装
●駅から徒歩5分以内
●家賃10万円以下
初期費用のための予算はほぼゼロ。オープンのために数百万円が必要といわれる飲食店だが、果たしてこの企みは成立するのか。
これから飲食店をやってみたいと考えている方などは、参考になるかわからないがぜひ読んでみてほしい。少なからずタメになる情報がこの中に落ちていると思う。
この連載が全何回になるかは不明である。それでは、シロウトが飲食店をオープンするまでの道のりをお楽しみあれ。
***
という感じで前回の記事を書いたが、ぜんぜん更新をせず、しれっとオープンから2ヶ月が経った。
結果、月6万円で、世田谷区の池ノ上にある物件を借りることになった。
⬆︎店のGoogleマップ
⬆︎店のインスタグラム
ライター仕事の事務所を兼ねてオープンした店だ。お客さんが来なくてもいいと思っていたが、最近ぼちぼちと足を運んでくれる人が増えてきた。
そうなると、次第に楽しくなってくる。私はもともと立ち飲み屋などでも知らない人と喋るのが好きなので、店に来てくれるお客さんと会話するのはとても楽しい。
ちなみに店は「NEW COFFEE(ニューコーヒー)」という名前だ。
「ニューヨークが舞台の映画」をテーマにしていて、作品に登場するドリンクやフード、古着や雑貨などを販売している。まったく同じものではないが、ある程度寄せているつもりだ。
たとえば『ニューヨーク東8番街の奇跡』と言う映画がある。
この作品のなかで白地にグリーンのラインが入ったコーヒーカップが出てくるのだが、店では同じデザインのカップでコーヒーを提供している。
で、そんな感じで営業しているのだが、来てくれる人はみんな「インスタを見て来ました」と言うのだ。
店が細い路地裏にあるのも理由だが、通りがかって入ってくれる人はゼロ。全員SNS経由の来店なのである。
「・・・ってことは、noteとかTwitterでもこつこつ投稿したほうがいいんじゃね?」
と考えたわけだ。
その結果がこの投稿である。だから以後、インスタで投稿した内容を簡単にリライトして、このnoteでも投稿していきたいと思う。
改めて店のコンセプトを説明すると、
・「ニューヨークが舞台の映画」がテーマ
・その中に登場するドリンクやフード、古着や雑貨を販売する
・とはいえ店主はガチガチの映画ファンではないので、ゆるい感じ
・おしゃべり好きな人がくる場所を目指している
という感じだ。
特に学生は100円でコーヒーを出しているので、試験勉強をしに来るのもありだと思う。
店は1階がカウンターで、2階がこんな感じのソファ席になっている。
リモートワークをしてもらっても問題なしである。
今後はインスタに投稿したもののリライトを以下のように投稿していきたいと思う。
気になった方は店でパンフレットも読めるので、ぜひコーヒーでも飲みに来てほしい。
***
プリティ・イン・ニューヨーク/You Stupid Man』2002年公開
「ミラ・ジョヴォヴィッチがラブコメで主演」という嘘みたいな設定の映画。
「クリスティアーノ・ロナウドが将棋で二冠」「ビリー・アイリッシュがタイミーで隙間バイト」「レオナルド・ディカプリオがマツキヨでd払い」くらい冗談じみたシチュエーションです。
ミラ•ジョヴォヴィッチ主演なだけに序盤はいつゾンビが出てくるかヒヤヒヤしてしまいますが、観ていくうちにどストレートな恋愛映画だとわかってきます。
恋人探しに悩む男女。お互いにいい人が見つかるように応援し合う。その過程で2人がくっつく。
2000年代の日本の連ドラでもあったようなベタベタな設定ですが、演じているのが絶世のゾンビキラー美女というだけで唯一無二の空気感に仕上がっている作品です。
ミラ・ジョヴォヴィッチと相手役のデヴィッド・クラムホルツが馬車に乗って浮かれ気分で遊んでいるシーンで、手に持っているのがモエ・エ・シャンドンのモエ アンペリアルです。
浮かれ気分の週末にでもどうぞ。
モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル10,000円
NEW COFFEE(ニューコーヒー)
〒155-0032 東京都世田谷区代沢2丁目42−6
インスタグラム
https://www.instagram.com/new_co_ffee/
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