ドレスを寄付して被災地支援
2017年に挙式した時にオーダーで作成したウエディングドレス2着。
オーダーのウエディングドレスは、レンタルするより低価格で、質も良く、可愛いデザインのものも多く、自分の体の寸法で作成されるというメリットがありますが、唯一悩むのは、式が終わった後のドレスの取り扱いです。
終わったら業者に買い取ってもらえばいいや。と軽く思っていたら、そう簡単にはいきませんでした。
最近、オーダードレスを利用するケースが増えているようで、式後のドレス買取依頼が増えすぎてしまったようで、どの買取業者も窓口を停止していたのです。
私に残された選択肢は、
① メルカリ等に出品して販売する
② ウエディングドレスをリメイクして再利用する
③ 写真スタジオ等に寄付
④ ゴミとして処分する
うーん… ②と④は除外したい。
挙式は冬季に室内で行われたので、汗もかかなかったし、皮膚が直接布につく箇所はほぼありませんでしたし、デザインも気に入っていたので、せっかく作ってもらったドレスに、もう一花咲かせて欲しいという思いが強かったので、①か③で検討…… という段階で、ネット検索していたところ、偶然下記のプログラムの情報を見つけました。
Marsha K(マーシャ ケイ)のチャリティープログラム
マーシャケイさんという、紀尾井町にあるオーダーウエディングドレスのお店は、挙式後のウェディングドレスを全国各地の災害地域へ寄付するチャリティープログラムを実施されているのです。
すぐに問い合わせして、ドレスの写真・サイズ情報等をメールして応募したところ、寄付可能とのお返事をいただき、その後は、マーシャケイさんの方で、全国の災害地域ドレスショップへ打診し引取先を探していきます。
プログラムに応募してから3か月後、
昨年の西日本豪雨で、ほとんどのドレスや着物が水に浸かり大変な被害に遭われたお店から、引取希望の連絡が入ったと、マーシャケイさんからメールをいただきました。
ドレスのクリーニングは不要、着払いでお店に直送する手続きだけで良いというお話でした。
ついに、私の想い出のドレスがお嫁にいきます!!嬉しい!!
私のドレスと西日本豪雨の被害に遭われたお店とのご縁を取りつないでくださった、マーシャケイさんのチャリティープログラムに、心から感謝ですし、このような形で支援の一部を担えたことを有難く思いました。
一応、寄付できるドレスかどうかのチェックはあるようですので、何十年も前のドレス、奇抜なデザインのドレス等ですと難しいこともあるようですが、私のように、オーダー作成したドレスがタンスの肥やしになっている方がいらっしゃいましたら、このチャリティープログラムをチェックしてみてください!