25年ぶりの大人ピアノで初めてショパンを弾く
こんにちは、ときたゆうです。
私のピアノ歴は、4歳からの10年と、ブランク25年を経た大人ピアノ歴を合わせて11年半ほどですが、一度もショパンを弾いたことがありません。
それと、みんなが知っている「エリーゼのために」や、運動会でよく流れる「クシコスポスト」などの有名な曲も弾いたことがありません。
バイエルなどの曲集を全て弾き終える前に、先生の判断で次の教本に進んでいくことが何度かあったので、おそらくその影響かなと想像します。
以前の 下記 ↓ noteでも書いたのですが、
当時の私は、楽曲への興味や探求心が育まれておらず、先生に言われたことをこなす傾向が強かったので、弾かずに終わった楽曲を、個人的に練習してみようとか思わなかったんですね。
(というか、週1回のレッスンの課題曲をこなすのに手いっぱいだったのかも・・・)
そして、発表会の課題曲も自分で選ぶシステムではなかったので、楽曲との出会いはほとんど先生の選択にゆだねられた状態。
そういった偶然がかさなり、ショパンの楽曲とはご縁がありませんでした。
***
母はずっと言っていました。
「ショパンとか弾けるようになると良いんだけどねえ~」
私は思いました。
「先生がショパンを習わせてくれないのは、私がまだショパンのレベルに達していないということなんだろう・・・」
そして、ショパンが私の中で、高嶺の花と化していきました。
***
ところが、ある日、こんなYouTube動画を見ました。
海苔漁師である徳永さん(59歳)が、楽譜も読めない、楽器の経験もなし、独学で7年かけて、高難度の曲「ラ・カンパネラ」をマスターし、演奏する姿です。
※ご興味あればご覧ください →ノリ漁師徳永さん演奏動画
目が覚めました。笑
いやいやいやいや 何を言ってる私!
何が高嶺の花ですか。弾きたきゃ弾こうよ!今すぐに!
簡単なものからまずはショパンに触れよう!
時間をかければ、私でも弾けるでしょ絶対!
私には4歳から弾いてきた下地があるじゃないの!
思い込みって怖いものだなと。
だけど、
徳永さんのように、想いを込めれば何でも実現する力にもなるんだと、
動画を見て心を揺さぶられました。。
***
そんなこんなで、先生にお願いして先週から、ショパン「ワルツイ短調」を練習し始めました。
初めてのショパンです♡ すごく、嬉しいです♡
音が少ない割に、すんなり弾けないなあと感じましたが、
あと1週あればクリアできそうです!
そして、来年のピアノ発表会の課題曲に
ショパン「ノクターン第20番嬰ハ短調遺作」を選びました。
映画『戦場のピアニスト』で演奏されていた曲です。
難しそうなのでちょっと怖いですけど、
「この曲を弾きたい!」という、想いを込めてチャレンジです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。