なにかを包んで贈りたい。
以前、休職していたときに、こんなことを自分自身に問いかけました。
「もし、なんの制約もなく完全に好きなことをして暮らしていけるとしたら、どんなことをしたいか?」
すると、一つのイメージが浮かんできました。
・・・その時私は、自分の真の適職はなんなのか?ということを見出したく考えていたので、こんな抽象的なイメージでは、転職エージェントで取り扱ってもらえないと困ったのを覚えている。
まず、何を贈っているのか?という点がキーであるのに、その物自体がぼんやりしているのだからしょうがなかった。
しかし、数年経った今、その不明だった”贈り物”が具現化しました。
贈るものを自分で作ることに
先月より私は、自分の絵で2024年カレンダーを作り、minneというサイトで販売し始めたのです。
ありがたくも、本当に”ちょこちょこ”ではありますが、日々ご注文をいただけて、自分の作ったカレンダーを自分の好きなように包み、心を込めて送り出すということをさせてもらっています。
自分で商品を作って売る・・ということは私としては、かなり勇気が必要なことでした。「誰にも見向きされなかったらどうしよう。」という不安が最も大きかったと思います。
しかし、昨今の時勢を見ていても、43歳という自分の年齢、体調の変化などを踏まえると、こう思わずにはいられませんでした。
しのごの言わずに、やりたいことはやろうよ
それと、
今日が人生でいちばん若い日
という言葉も、どこからともなく耳に入り、心に火をつけたかもしれません。
作ったものはこんな感じ
カレンダーの絵のテーマは「LEAF」、木の葉をモチーフとしました。
もともと、絵描きを志していた私なので、自分の絵を使ってものづくりすることは大前提でした。
このカレンダーは、絵がメインであるため、カレンダーとしての機能性は低いかもしれません。
まるで1枚の絵画やポスターを飾るような感覚で、1ヶ月ごとの作品を楽しんでもらえたらいいなと思って作りました。
その他の月ごとのモチーフはこんな感じ。
願望と願望のかけ合わせ
昔から、ラッピングしたり、メルカリで売れた商品を梱包したり、贈り物にぴったりな箱を切り出して作って送ることが好きでした。
それは単に、包んで送る作業が好き、、、ということではなく、
”相手を想う心”を”包み贈る”、という行為が好き、、ということなんだと思っています。
もともと私の中にあった、”自分の描いた絵で、ものづくりをしてみたい”という願望と、”なにかを包んで贈りたい”という願望が、この度、タッグを組むことになって、この度、カレンダーを作り販売するに至ったわけです。
もちろん、絵の方は一生懸命に描き、印刷にもこだわりました。
その上で、やはり興味のあるラッピングに関して、YouTubeであれこれ調べ、包み紙を選び、包み方を考えるのはとても楽しかった。
43歳の一人文化祭
勇気を振り絞って始めてみたことですが、なんだか、一人で文化祭でお店をしているかのようで、非常に楽しいです♪
来年のカレンダーをお探しで、もしご興味を持っていただけましたら、下記より私のminneショップへお越しください。ショップ名は「Yuko Ouchi 」です。
壁掛けカレンダー1,600円(送料込み)
卓上カレンダーもご用意があります1,300円(送料込み)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。