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図解!プロのフォトグラファーが絶対に覚えておくべき2つのライティング(人物編)
少々扇動的なタイトルですみません。これまで11年間フォトグラファーとして活動してきた中である確信に至っているライティングについて書いていきます。
モデルやタレントなどの人物撮影で使われるライティングには定形があります。いわゆるお決まりというやつです。
なぜでしょうか。
自分のライティングのテクニックで、他のカメラマンとは一味違った表現を見せてやるぜ!と意気込む気持ちもわかります。特に初心者は意気込みがちです。僕もそうでした。しかし少し考えてみるとなぜお決まりがあるのかわかります。
それは定形のライティングを外れると、人間の顔は美しく見えなくなるからです。それが2種類と言うのはあまりに少ないと思うかもしれませんが、バリエーションはあるにせよ、大きく2種に分けられるという意味です。
アヴァンギャルドな写真を目的にしたり、アート作品的撮影でない限り、仕事での人物撮影はこれから述べる2通りに集約されます。
自然光を考える
私たちは自然の光の中で普段モノを見ています。自然の中にある光とは、太陽光です。この考え方を元に、自然の光を精度を高めて照明機材を使用して作り出すのが、スタジオライティングであると言えます。
自然の中には、そこに存在する物質の反射などによって時に美しくも不思議な光を作り出すこともあります。(太陽という光源をもとに環境により作られる光を環境光と呼ぶ)
しかし、太陽が作り出す光というのは大きく2種類です。
つまり直射日光か、曇り空か。
この2種類の基本をまず押さえることで、あとは独自の味付けをして自分流のライティングにアレンジすることができるようになります。案件や撮影の内容によって、アレンジを変化させつつ仕事を進めることができます。
今回はこの2種類のライティングの作り方を、図と僕が実際撮影した写真を用いて解説します。図解は先に申しておきますがヘタクソなのでご注意ください。分かりにくいところは精一杯言葉で補足します。
2種類の基本の他にも、バリエーションと、ZARAやユニ○ロなどで多用されているファッション系のライティングも紹介します。
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