iPhone写真整理のセオリー
iPhoneに入っている8000枚ほどの写真と動画を整理して、6200枚まで減らした。
容量にして5Gほどスペースができた。iPhoneの容量は250Gを使っていて実際に使用しているのは130G、その中で約60Gを写真と動画が占めている。
iPhoneは2007年ごろの初代から使っているが、写真が今のデバイスに入っているのは2014年から。それ以前のデータは移行の際にどこかにやってしまっていて、おそらく古いハードディスクの奥底に眠っている。
こうして改めて書いてみて、ようやくiPhoneでどれだけ写真を扱っているかを自分でも把握したことになる。とにかく今は写真家であろうがなかろうが、誰でもiPhoneで膨大な量を撮るので、気づかぬうちに写真が溜まり、容量が足りなくなって消し始める人が大半だと思う。
先日カメラロールの写真は興味深いとの話を書いたが、それはもう本当に興味深いので、整理するのも大変だ。
消していくうちに、懐かしい写真や面白い動画に再開してしまい、全く先に進まないのだ。
写真をやっている人ほど、iPhone写真とその整理にも注意を払うべきだと思う。
きちんと整理されたカメラロールになると、まるで人生の走馬灯がそこにあるかのようなアルバムができあがる。写真家の友人のカメラロールを見せてもらったことがあるのだが、一枚の大きな抒情詩のようなものがそこにはあった。
今でさえ、「一年前の思い出です」なんて写真アプリが勝手に人生をプレイバックしてくれる。これがもっと進めば、死ぬ前の走馬灯や、葬式のムービーなんかも自動的に生成される時代がやってくるのではないだろうか。それは案外近い未来かもしれない。
フォトグラファーはiPhoneだけでなく、様々な写真ソフトを使用している。クラウドベースでは下記が主流だ。(価格は2021年2月現在)
・グーグルフォト(15Gまで無料、100Gで250円/月額)
・アドビライトルーム(LR単体1テラで980円/月額、フォトショ込みだと1980円)
・アマゾンフォト(容量無制限、プライム会員4900円/年間)
・アップルiCloud(5G無料、50G ¥130、200G ¥400、2T ¥1300)
この中で、写真や仕事のスタイルにおいて様々な組み合わせが考えられる。
今ではiPhoneはSNSやウェブへのアウトプットの作業場として、これらのクラウドストレージを介するハブのような役割を果たしている。(もちろんラップトップがメインという人もいるだろうが)何より、どこへでも持ち運んでいるiPhoneはクラウドサービスとの親和性が非常に高い。
だから別のカメラで写真をやっている人であればあるほど、自ずとiPhoneの中に写真が溜まってしまう。
そんなiPhoneの写真整理のセオリーというか、コツのようなものを簡単に記してみる。
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