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x100fの携行性
f/2 s1/320 iso 400 provia
x100fは小さく程よい重さだ。だから
どこへでも持っていける
どこへでも持って行きたくなるカメラだ。
常に携行することの重要さを改めて思い知ったのは、このカメラを持つ前にSigma sd Quattroをテスト使用していたから。
sd Quattroも素晴らしいカメラなので、後ほど記述したい。
しかしサイズ感が一眼レフなので、使用して3か月後には外に持ち出す機会が減ってしまった。もちろんレンジファインダータイプのx100fとは、用途も使用感もはるかに異なる。だからこそ、x100fでいつでも持っていることが、スナップ写真にとって、どれほど重要な事なのかを気づかせてくれた。
報道写真やジャーナリズム写真を志す方にとっては、もう十分にその価値は知られているだろう。
だが、それ以外のポストモダンな写真や、コンテンポラリーなものを目指している方にとっても、どこでも持っていける事それだけで写真を深めてくれる。
はじめに、LeicaMPを使用していた事を話した。写真史の初期の頃から、報道、スナップ写真の基本型として長く使われてきた機材だ。一眼レフに比べると、はるかに取り回し易いが、最近のコンパクトなデジタル(GR, sony, Lumix, etc..)に比べると大きく、重い。(その堅固性が重要な場面もある)
x100fはライカの一回り小さいが、リコーGRよりは大きい。
これを半端だと捉えることもできるが、私は絶妙で最高のサイズ感だと実感している。ライカを肩からぶら下げて1日歩くと、重さを感じる。椅子に座ると降ろしたくなる。x100fは文字どおり、家の玄関から出て、通勤、仕事(可能であれば)、食事、買い物、帰宅までずっと下げていられるような気もする。実際、ほとんどぶら下げて生活している。
疲れない。ストラップを外して、片手に持ってというスタイルだと、さらに瞬発力は高まる。どこへでも持って行こう。
<タイトル写真>provia(スタンダード)モード、jpeg、ノートリミング・ノーレタッチ、WBオート。何もしなくて、これだけの絵が出てくる。
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