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ACROS のトーン
撮れば撮るほどに、その階調に気づく
それがACROSモードだと思う。
実際に、購入してから一月半ほど、私は常に設定をアクロスにしたままだ。
それまでデジタルではsigma dpや、gr、フィルムだとleicaMP, contax t2, G2, bigminiなどの35mm系カメラを使ってきた。Leicaではモノクロを使うことが多かったが、他はカラー写真に注力してきた。
カラーネガ特有のトーンが欲しいというのがひとつの理由だった。
デジタルで常にカラーだった理由は、満足できるモノクロのトーンがカメラ内(jpeg)では得られなかったからということが大きい。
確かに、sigma DPシリーズのモノクロは素晴らしい。しかしほとんどの方が、RAW撮影を基本とし、Sigma PhotoProでの現像を念頭に、ワークフローを組んでいると思う。追い込むことで、素晴らしいトーンがでるのは多くの写真家たちにより実証されている。(ある評論家は、ライカ一台買うよりも、dp123と3台買って撮影組んだ方が安上がりだし、良いプリントができるとまで言っていた)
しかし、x100fである。カメラ内モノクロ設定で、ここまで満足のいくトーンが得られるのは初めての経験だ。それもフィルムのacrosに近く、黒の適度な締まりと、シャドーの残り香、それでいてハイライトは粘るという、素晴らしい中間調だ。さらにカメラ内でノイズの割合も調整できることは、フィルムライクなモノクロを目指す方にとっては嬉しい配慮だろう。
何度も書いているが、このサイトではx100fの持つポテンシャルをそのまま伝えたいという思いがあるのと、それを楽しんでもらうために、色調整や、RAWからの現像、トリミングを一切行っていない。後ほど、raw現像等の追い込みを試験的に扱っていく予定だ。しかしそれは、jpegでの撮影に飽きた頃になると思うが、これだけのフィルムモードとトーンを持っているx100fの前では、不要なのかもしれない。
f5.6 s2000 iso400 acros
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