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朝の一杯、白湯がくれる穏やかな時間

おはようございます。今日は11月25日、月曜日。東京は朝から太陽がキラキラと輝いています。まるで白い箱に光が降り注いでいるみたい。気温は4度、床が冷たくて、最高でも13度くらいまでしか上がらない予報。晴れてはいるけど、冬らしい肌寒い朝です。こんな日は、ゆるっと始めたいですね。

さて、最近のマイブーム。それは「白湯」です。ただのお湯ですけど、これが朝にぴったりなんです。飲み始めたきっかけは、ヨガ仲間の影響。「朝は白湯を飲むといいよ」と聞いて、去年の冬に試してみたのが始まり。今年も寒くなってきたので、再び白湯習慣がスタートしました。

白湯の作り方は人それぞれですが、僕の場合はまずエバニューのチタンカップを使ってお湯を沸かします。しっかり沸騰させたら、火を弱めて5分ほどコトコト煮込む。これだけでお湯がまろやかになる気がします。気のせいかもしれないけど、なんだか優しい味になるんですよね。それをお気に入りのファイヤーキングのマグカップに移して、少し冷ます。熱すぎると飲めないし、冷めすぎても物足りない。50〜60度くらいがちょうどいい温度かな。少しずつ飲むのが朝の日課です。

白湯を飲むと、体がじんわりと温まります。特に冬の朝、暖房をつけなくてもこれで十分な時があります。朝一番でいきなりコーヒーを飲むと、胃にガツンとくる感じがしてちょっと抵抗があるけど、白湯ならそんな心配はありません。胃に優しくて、体が内側から目覚める感じがします。

実は、白湯には長い歴史があるんです。中国の伝統医療では、体を温めて消化を助ける効果があるとされていて、古代の医学書にもその効能が記されています。日本でも、江戸時代まではお茶の代わりに白湯が日常的に飲まれていたそうです。現代ではデトックス効果や体調管理にいいとされ、再び注目されています。

作るのにちょっと時間がかかるのも白湯の良さ。お湯を沸かして煮込んで、適温になるまで待つ。その間に顔を洗ったり、支度をしたりする。この「手間」が朝の時間に余裕をもたらしてくれるんです。なんというか、白湯を作ることで、ただ時間を過ごすのではなく、時間と向き合う感覚になるんですよね。

そして白湯のいいところはそのシンプルさ。何も足さない、何も引かない。たかがお湯、されどお湯。このシンプルな飲み物が、一日の始まりを穏やかで心地よいものにしてくれるなんて、ちょっとした驚きです。

今朝も白湯を飲んでからスタートしました。このラジオの収録が終わったら、ヨガの練習に入る予定です。白湯が体も心も整えてくれるおかげで、いい月曜日が迎えられそう。皆さんも、もしよかったら朝の白湯、試してみてください。たった一杯のお湯が、あなたの朝を変えるかもしれませんよ。

それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。また次回お会いしましょう。


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Tokimaru Tanaka
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