ドクターブロナーのマジックソープひとつで暮らしてみる
初めてドクターブロナーのマジックソープを使ったのは、もう10年ほど前になる。
学生以来インドネシアのバリ島を訪れた際に、バックパックに小さいボトルを一本忍ばせていった。
ちょうど去年の今頃、なぜか突然また使いたくなってみてAmazonでベビーマイルド(無香料)をポチったことをきっかけに、また僕の中でマジックソープブームが再発した。
当時は旅行中にこれ一つで全てをこなすために使ったが、普段の生活で試しにハードユースしてみようかという気になった。
なにせこのマジックソープの良いところは、何にでも使えるところだ。身体や顔を洗うのはもちろん、食器洗い、洗濯、掃除、全ての洗い物系をこれひとつで賄うことができるとされている。そして天然成分のみでつくられているので身体にも環境にも優しい。
一つのもので多くの役割をもつアイテムは、ミニマリズムとの相性がよく、軽量化にも役立つ。
食器用洗剤としてはコスパが悪いので、バスルームに置いて下記の用途で使っている。
・洗顔
・ボディーソープ
・メイク落とし
・洗髪(ごく稀に)
・バスタブ掃除
マジックソープを使うことによって、洗顔料、ボディーソープ、メイク落とし(アウトドアアクティビティが多いので日焼け止めを落とすのに使用していた)、シャンプー、バスマジックリン的なやつ、を手放した。
うちのバスルームには、237mlのこいつが一本置かれているだけである。
多くのボトルがあるのは見た目にも、掃除にも良くないので、今は本当にラクそのものだ。
1年間テストしてみて、全く問題ないどころか快適そのもの。もちろん個人の肌に合う合わないはあると思うので、試す人は慎重に行ってください。
ポイントは肌に使う時は少量を良く泡立てることくらい。使ってもらった友人曰く、そのへんのメイク落としよりも落ちるらしい。今まで、NARSの洗顔フォームや資生堂のパーフェクトなんとかとか色々使ってきたけど、そんなものが今後一生不要だと思うと、とてもいい気分です。最初からそんなものは不要だったのです。
人間の身体というのはよくできていて、長い間洗顔料や保湿剤を使わずにこの地球上を生きてきたわけだから、環境に適応する能力が予め備わっています。人類が生きてきた歴史から考えれば、洗顔料やシャンプーを毎日使うようになったのはここ100年間以内の出来事。
宗教や国家と同じように、「洗顔料」や「シャンプー」や「化粧水」というのも、企業が創り出した壮大な幻想だとしたら。
昨年は無香料→ティートゥリーと使ってきました。多くの香りがあるので毎回変えて気分転換してみようと思い、3本目はサンダルウッド&ジャスミンに。甘い線香のような香りです。
上記した全ての用途に使って1年間で2本(2600円)ほどの消費量ですので、コスパは最強だと思います。
飽きるまで、もうしばらくハードユースしていくつもりです。