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フォトグラファーのスケジューリングと機会費用の考え方

カメラマンのみならず請負仕事をしているようなフリーランス共通の悩みとして、仕事の日程が被るというものがある。

そしてまた撮影の日程というのはなぜか重なりがちで、同じ日に3つの依頼を頂くこともある。もっと忙しい人であればもっと複数の仕事が重なってくるだろう。

重なった時どうするかと言えばだいたい3通りで、

1、時間の調整が可能なら同日に全案件を撮影する
2、1件だけを受けて他をお断りする
3、1件を受けて、他をアシスタントや別のフォトグラファーに振る

1ができればベストだが、短時間の撮影がうまくハマることは稀である。クライアントや他スタッフの都合を全て調整するのは奇跡に近い。

2と3に関しては、どの程度その撮影が自分でなければならないかが指標となる。

本来であれば、自分を指名して頂いているのだから、自分が撮るべきである。今後のクライアントとの関係値にも関わってくる問題だ。しかし、内容や予算によってはアシスタントや別のフォトグラファーを紹介することで、クライアントに貢献することはできる。もちろん紹介する責任が伴うので、失敗しそうな方には任せることはできない。そのあたりのリスクを考慮した上でジャッジする必要がある。

続いて、機会費用の考え方。

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