クレジットされる撮影が大切な理由
メディアに写真と共に自分の名前が掲載されるのは、写真家としてはとても嬉しいことだと思います。
自分の成果物を自分で見て喜ぶ、というのはとてもミーハーで素人くさいと思うかもしれませんが、そのような些細なことが最初はモチベーションになったりするのです。
特にフォトグラファーを目指し始めた頃は、「多くの人の目にふれる写真」を目指すことが多いと思います。僕も最初はそうでした。10年前はまだインスタグラムもなく、雑誌が力を持っていた時代だったからです。
とは言っても90年代に比べれば、2010年代は既に雑誌媒体の力は衰退していましたので、私達の先輩フォトグラファー(40代、50代)の方々とはまた異なった感覚を持っているのも確かです。ちょうど雑誌が弱りかけの時代を生きた世代と言ってもいいでしょう。
今の20代の方々にとっては、雑誌のクレジットなど気にしない方がほとんどかもしれません。しかしウェブ全盛の今でも、クレジットされる仕事は存在し、フォトグラファーとして活動を行う上では大きな意味があると思っています。
このノートは以下の内容で構成されています
1、クレジットが大切な理由
2、受注を増やすための2つの条件
3、名前をクレジットしてもらう時に大事なこと
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