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2022芸術の秋②音とあかりの散歩道

3年ぶりの「芸術の秋」


 今年は、久しぶりに「芸術の秋」を実感できる慌ただしく充実した秋を過ごしました。少しずつですが、印象的だった出来事を記しておきます。第2回はこちら。

音とあかりの散歩道2022に出演しました

鹿児島市の主催する文化イベント、「音とあかりの散歩道2022」に、Men's vocal ensemble 黒千代歌で出演しました。(同じく出演予定でしたensemble Linoahは健康面の都合で出演辞退となりました。関係者の皆様、ご迷惑をおかけしました。)


音とあかりの散歩道、とは


 イベントの詳細はこちら。鹿児島市が力を入れて開催している文化イベント。西郷銅像の周辺の歴史文化ゾーンに複数のステージを設けてライトアップし、秋の夜長に音楽や美術に親しむステキな屋外イベントなのです。私はこれまでにも声楽アンサンブルカプリスや混声合唱団こけけなどで出演しました。そして今年は黒千代歌が機会を頂きました。

https://www.kcic.jp/contribute_event/63415

黒千代歌2nd ステージ

 9月に長月桜祭りにてステージデビューを果たした、男声合唱団の黒千代歌。2ヶ月連続本番なんて売れっ子みたいだね♪なんて呑気に喜んでいたら、出番がトリ前。我々に務まるのかしら…と怯えていたとかいないとか。

選んだプログラムは

 市民向けの屋外イベント、秋の夜長、そして我々は少人数のアカペラ‥などを考慮して15分の尺に組み込んだのは以下のラインナップ。
 ♪Ein Prosit(源田俊一郎編)
 ♪春の小川(源田俊一郎編)
 ♪椰子の実(相澤直人編)
 ♪紅葉(相澤直人編)
 ♪夕焼け小焼(相澤直人編)
 ♪薩摩兵児謡(鹿児島県民謡)
 親しみやすく、ちょっとおバカな要素も取り入れつつ(春の小川がウケたことに安堵)、お届けしました。

全員で歌うことの尊さ

 今回出演したのは、私を含めて5人。元々少数のグループではありますが、様々な事情で出演が叶わなくなったメンバーが複数出てしまい、欠けたパートも出てしまったので、私も歌うことに。先月の長月桜祭りに続き、メンバー全員での出演はまたもお預けとなりました。みんなで集い歌えることがどれだけ尊いことであるか、改めて実感。

黒千代歌の良いところ

 黒千代歌は合唱初心者も複数いる上に小規模で、まだまだ発展途上。しかしこのグループは全員がしっかりと声を出してチャレンジしてくれます。それがとても良い。声を出すことを臆さない、間違えることを恐れない、まだまだ未熟な演奏だったと思いますが、時に熱く時に柔らかい彼らの魅力を受け取っていただけたのではないかと思います。
 男声合唱の珍しさもあったことでしょうが、多くの方から嬉しい感想を頂けたことも、ステージに立ったからこそ得られた喜びでした。ステキなライトアップもありがとうございました!(我々は終わってから写真で見てライトアップの色を知って喜びました。歌うのに必死で背景の美しさに気付かない始末)
 鹿児島市やMBCサンステージをはじめ関係者の皆様、ご来場・ご支援くださった皆様、ステキな機会をありがとうございました。

「くろぢょか」だもの

 秋の2ステージを終えてホッとひと息。練習の場でちょっとした反省会を。
 最年長メンバーが訥々と感想を語ってくださった最後に
「我々はくろぢょかじゃありませんか!」「‥要するに打ち上げしたいんですよ」と仰ってみんな大笑い。早くみんなで思い切り打ち上がれる日が来ますように。今度こそ全員で!



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