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さよなら、城西ユングフラウ
解散という選択
指揮者を務めていた、城西公民館の自主学習グループ「城西ユングフラウ」が、2023年3月を持って解散となりました。
ご一緒した10ヶ月
2023年5月に前任者の離鹿に伴い引き継いでから、月2回のペースでご一緒したこの10ヶ月。立ったステージは鹿児島市の公民館音楽祭と城西公民館での地区文化祭の2つ。懸命に練った曲は2部合唱での「少年時代」と「埴生の宿」。毎回の練習の頭では季節の童謡や唱歌をのびのびと歌い楽しんでいた、かわいいおかあさま方。合唱団には約30年の歩みがあったとのことですが、高齢化によっていよいよ維持困難となり、解散という決断をされたのでした。
指揮者として思うこと
指揮者が代わるって、合唱団にとってはとても大きな出来事。これを好機として合唱団をより活気づけることが、私にはできませんでした。ある程度の維持はできたのかもしれないけれど、高齢化は問答無用で進む訳で、高齢化に負けず頑張ろう!という気持ちにさせるとか、新メンバーが入りたくなるような環境を作るとか、合唱団の活性化につながるようなことが、私にはできなかったのです。この点が情けないのです。10ヶ月で何かできると思うこと自体が烏滸がましいのかもしれませんが。
音楽の終わりでないと
せめて歌を続けられる場所はあるようにと、自身の合唱団を紹介するなどしました。メンバーの皆さんの日常に、心に、音楽が、合唱があることを願います。このお別れが音楽との別れでないことを願います。
ありがとうございました
「城西ユングフラウ」という朗らかな女声合唱団が確かに有ったことを、ここに記しておきます。ユングの皆さん、短い間でしたがご一緒できて光栄でした。ありがとうございました。また音楽の場で会いましょう!皆さんどうかお元気で。
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