NYリレー小説プロジェクト
(号外) マイキーとイーストヴィレッジの住人たち
リレー小説ライター紹介
マイキーとイーストヴィレッジの住人たちは、5人のライターたちがリレー形式で書いています。5人各自の判断で物語を繋げていく実験的な試みで、話の展開は予想してなかった方向に進んできました。1〜5話を書き終わりましたが、お楽しみいただけましたか。
ここで5人のライターをご紹介します。
◆ 福島千里
1998年渡米。ニューヨーク州立大学卒業後、旅のガイドブックなどでライター&フォトグラファーとして活動中。10年間のニューヨーク生活の後、都市とのほどよい距離感を求め燐州ニュージャージーへ。趣味は旅と料理と食べ歩き。園芸好きの夫と猫2匹暮らし
◆ らうす・こんぶ
仕事は日本語を教えたり、日本語で書いたりすること。21年間のニューヨーク生活に終止符を打ち、東京在住。やっぱり日本語で話したり、書いたり、読んだり、考えたりするのがいちばん気持ちいいので、これからはもっと日本語と深く関わっていきたい。
◆ 萩原久代
ニューヨーク市で1990年から2年間大学院に通い、1995年からマンハッタンに住む。長いサラリーマン生活とフリーを経て、のんびり隠居生活を開始した。ニューヨークを本拠にしながらも、冬は暖かい香港、夏は涼しい欧州で過ごす渡り鳥の生活をしている。
◆ 河野洋
名古屋市出身、'92年にNYへ移住、2003年自社「Mar Creation」を設立後、在米日本映画祭「New York Japan CineFest」(2012〜)、「Chicago Japan Film Collective」(2021〜)を、音楽、映画、芸術、日本文化をテーマに制作とイベントを多数手がける。22年に詩と絵のアートコラボで個展、24年エッセー本を出版、執筆活動も行う。現在はちんどん屋がルート66を旅する日米文化交流プロジェクトを手がけている。
◆ 阿部良光
ミシシッピー州立大を経てNYに。地元邦字紙編集/記者からボディー・ワーカー。滞米44年目。汲々自適のほぼリタイアライフ。
来週からはいよいよ2クール目(6〜10話)です。ここからは有料になります。そして11話が最終話となります。最終話は各ライターが話の結末を用意します。つまり、5人それぞれ、5通りのフィナーレとなるわけです。5人それぞれの最終話は一挙公開される予定です。
さて、急に心を乱される事態に直面したチヨの生活はどうなるのか、マイキーは生き延びることができるのか。リレー小説後半、第6話から最終話まですべてを100円でお読みいただけます。
乞うご期待!