なろう系や異世界転生系のライトノベルは電脳麻薬

 私は昔から本を読むのが好きで、ライトノベルも良く読んでいたのですが、なろう系のライトノベルを始めとした無料で読めるウェブサイトを見つけてから、暇さえあればサイトに入り浸っていました。

 それこそ時間を忘れて一日中、何も制約が無ければ読んでいる自信があります。

 しかしああいうサイトを漁っていると、無尽蔵に自分の時間を消費させられるので、気が付いたら人生の大事な時間を無くしていたって人、多いんじゃないでしょうか。

 なろう系のライトノベルって言い方は悪いですが、底辺の娯楽なんですよね。社会の下層に追いやられた人たちの欲求を脳内で満たしてくれる。

 しかも無尽蔵にそれらは供給されるんです。もちろん書き手も読んでもらいたいので、マーケティングして読み手を想定しています。

 マーケティングが上手で、構成力もある人間のコンテンツは見れば分かるので、多くの人間が、どれだけの膨大な時間を吸われたのかと考えると悲しいですね。

 私も奴隷労働社会に向いていないので、気が付いたらそうした底辺の娯楽に時間を吸われ、辛い人生に立ち向かう気力を奪われています。どうにかしないとですねぇ。

 あ、あと気付きましたが、なろう系の小説を書いている人達を観察すると、高確率で作品を完結させていないんです。ほぼ素人(予想)が書いているから制約が効かないので仕方がないのかも、またはただの小銭稼ぎで書いているので終わらせる必要もないのかもとか考えちゃいますが、所詮そんなものです。くだらないものに人生を吸われるのは悔しい。何とかしないと。

 最後になろう系の小説に依存している方々は、自分が読み終わるまでにどれくらいの時間を消費させられたか分かっていますか? 文字数にもよりますが、1ページ1分だとして10ページだと10分です。文字数が多ければそれ以上掛かるでしょうね。

 これを年間に換算してみてください。本来あなたが、あなたの人生を変える行動を起こす為に使う膨大な時間を、一時の快楽の為に喪わさせられているわけですよ。

 私にも言える事ですが、現実は小さなスマホやネットの中にはないんですよね。現実はただただ、いつも目の前にあり、漠然と存在しています。スマホやネットは現実への注意力と集中力を奪うのです。

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