衝撃すぎた人生初の海外旅行
そういえば・・・
私の価値観を大きく形成してくれた
出来事ってなんだろう?と考えてました。
4歳か5歳?で
初めて海外旅行に連れて行ってもらいました。
それが、ネパールだったんですね。
当時は壮大なヒマラヤ山脈を
「平山さん」と指差して連呼していた記憶があります。笑
両親は、THE観光地!っていう場所よりも
歴史(特に戦跡)を巡ったり、日本では出来ない体験だったり・・・
とにかく色んな場所に連れて行ってくれました。
海外に連れて行ってもらうたびに
いつも感じていたのが「日本っていいなぁ」と言うこと。
そして
「たまたま私は日本に生まれただけなんだ」と言うこと。
人生初の海外旅行のネパールでも
4、5歳なりに沢山のことを感じました。
当時、ポケモンが流行っていたこともあって
“光る“グッズが大流行りしていました。
私は光るスニーカーを履いていて
同じ年頃の子達が、追いかけて興味津々で見ていました。
靴を履いていないその子たちは
ニコニコ笑って
こちらに興味を持ってみてくれているだけだったのに…
当時はなぜだか怖くなってしまって
父親に抱っこしてもらった記憶があります。
他にも、川でお洗濯をしている家族がいて
そのすぐ上流では排泄している男の人たちがいて。
日本では清潔なお水で、全自動洗濯機で洗っているのに。
川でお洗濯というと「桃太郎」の時代の話だと思っていたので
同じ時代でも、川でお洗濯をしている人がいるんだな。と
幼心には衝撃でした。
象にも乗りました。
パブニカリちゃん。まだ名前覚えてます。笑
パブちゃんに乗った景色よりも・・・
おしっこが、滝のようで(打たせ湯みたいなやなぁと思いました、ごめんなさい)
うんちも、自分の顔くらいの大きさで盛大すぎて・・・
そっちの記憶の方が鮮明です。
この数年後も、ベトナムのクチへ。
クチトンネルを見学して
「ベトナム戦争ってつい最近のことなんだ」と実感させられたり...
ゴムの木からゴムを採る(樹液)経験をさせてもらって喜んでいたら
軍服を着た「足が木みたいになってた」おじさんが、道路で物乞いしていたり…
(おそらくケロイドだと思いますが、当時の私には木目のように見えたので「足が木になってた」と言っていました)
これまた、勉強になった旅でした。
18歳になって初の1人旅では、ジプシーに襲われたり...
他国へ行ってみて
色々と思い出深い体験はありますが
結局思うことは、いつも1つです。
「どの国の、どの人も“大切な存在“として人間らしくいられたらいいな」
ということ。
全世界が平和であってほしい。
そのためには
「自分の人生を愛せる人」が増えるといいんじゃないか。と思っています。
これは、私なりの『仮説』でしかありません。
自分の人生に満足納得している人は
人に対しても「この人にも家族がいて友人がいて...人生があるものね」と
尊重して接することができる。
他者を攻撃するという考えには、至らないと思います。
今まで沢山の人たちが、様々な角度から平和にアプローチしてきた。
でも、戦争も残虐な出来事も無くならない。
漠然としているかもしれないし
理想論かもしれませんが
この『仮説』を信じて、本気でやってみている最中です。
たとえ、自分1人しかこの『仮説』を信じていないとしても
多分、諦めずにやり続けるのだろうと思います。
自分の目で見て、感じてきたことがあるから。
改めて、この価値観を形成させてくれた
両親に感謝しています^^