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音戸滞在ぶらぶら散歩~季語を訪ねて(ときの移活\広島編)
広島から帰ってきて丸二か月経つのだが(^_^;)
ゆるく更新しておこうと思います。
あ、なんだかんだアイキャッチが初出ですね(゚ω゚)
今回の広島渡航の画像は特になければ、今日のやつでまとめていこうと思ってます!
大鳥居ですね。
行く前に描いたけど、実物もちゃんと観てきた!
そういえば滞在先に着いたその日に「ここはどこだ!?」なんて煽っておきながら種明かししてなかったなと。
呉市内からバスで40分ほど揺られ、螺旋式高架橋を登り、音戸大橋を渡り、倉橋島に突入してほどなくしたところにある音戸と呼ばれるエリアに滞在していました。
昼間はこんな感じ。
日常的に船がたくさん通ってます。
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自然がいっぱいのよき田舎で俳人としてはとても「季語探し」が捗りました(≧▽≦)
ツツジが盛りだったのもあって、音戸の瀬戸公園も散歩しましたしね。
北海道の春は全然まだだったので、俳人にとっては天国のような場所でありました(笑)
そんなわけで今日は滞在した音戸と、音戸の瀬戸公園でみつけた季語たちと共に振り返っていこうと思います。
ちなみに季語の出典のメインは「合本俳句歳時記 第五版(角川学芸出版単行本)」です。
これをざっとさらってから通称「ネット歳時記(○○ 季語で検索すること)」を併用していきます。
ネット歳時記はよくないという説もありますが……やっぱ便利なので汗
ご容赦いただければと。
出版されている歳時記によっては同じ言葉でも季節の扱いが微妙に違ったり、そもそもなかったりしていますので……。
まぁそういった代物なので、ちょいとゆるく眺めて頂ければと思います(;^ω^)
それから滞在したのが晩春から初夏にかけてだったので、そのあたりの季語をメインで紹介していきます。
言い回しを変えると秋冬の季語になるものもあるかとは思いますが、今回は基本、割愛です。
前置きはこのくらいにして。
まずは滞在の音戸の風景、さらに広島らしいところからはじめましょう。
なぜか知らんが広島は猫が多いと聞いていました。
マジです。
着いた次の日には猫、猫、猫。
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春の季語としては『猫の恋』や『猫の子』などが挙げられますね。
子猫には会えてないかもなぁ。
でも夜にやたら猫の鳴き声がうるさかったので「これが猫の恋……?」と思った記憶があります。
『燕』の巣作りを生まれてはじめて目撃しました。
北海道では見ないんだよ〜。
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『蓬』もいたるところに生えていました。
「この世界の片隅に」ですずちゃんが野草を摘んでいたので、私もやってみました。
とはいえ毒草をうっかり食べてしまうと、冗談抜きで死んじゃうので、わかりやすい蓬や『春の筍』を摘んだだけでしたが。
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あと感動したのが『藤』ですね。
地元に全くないわけではないのですが、かなり少なくて散歩してて簡単に見つかる花ではないんです。
これもちゃんと見たのははじめて。
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あとあと驚きだったのは川で平気で魚が泳いでることですね。
まぁ、瀬戸内海につながる川なので、当たり前なんですけど。
天気と潮の満ち引きで平気で水位が変わります。
今日みたいな暑い日の昼間は平気で干上がってんだろうなぁ。
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で、魚の名前はなんだっけ……?
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たしか『河豚』だっけ? 『鱒』だっけ? 『鱚』だっけ?
ちなみにそれぞれ冬、春、夏の季語です。
誰か魚に詳しい人、補足して……。
(中の人、滞在中に教えてもらったのにだいぶ忘れてる件)
それから『玉ねぎ』が干してあったり。
玉ねぎは夏の季語。音戸の風景に夏が登場します。
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てんとう虫以外の虫もいっぱいいたわ~。
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もう田舎とか、山の中に来たら、虫がどうこう言ってらんないよね(笑)
こっちの虫はすべてがデカいなぁと思いながら生活してました。
これも会えてめちゃくちゃ嬉しかったやつ。
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『鷺』です。基本は夏の季語ですね。
個人的に付き合いの長い鳥だけど、北海道では会えない鳥なので、実に喜ばしい。
そして五月に入ると野苺が生っていました。
これも散歩がでら摘んでパクパクしてましたね(笑)
『苺の花』だと晩春の季語ですが、『苺』として実っちゃってるんで夏ですね。
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ちなみにめちゃめちゃ坂が多いのと、海も山も近いので、ちょっと歩くだけですぐに見晴らしのいい場所にたどり着きます。
広島県の瀬戸内海側はこういう景色がたくさんあります。
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ではでは、音戸大橋から本州に戻って音戸の瀬戸公園を回ります。
今回メインで尋ねた『躑躅』はこんな感じ。
音戸の瀬戸公園の名物的な風景ですね。
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あとは『椿』も多かったですね。
北海道では見ないんですよ、椿。もちろん春の季語。
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『八重桜』にも会えました!
桜前線を逆行する形で広島に行ったから、今年の『花見』は半分あきらめてたから救いだったよ~(´;ω;`)
結果的には北海道でも八重桜には会えました。
ソメイヨシノが咲き始める・始めないくらいの時期に、広島に飛んでましたね。
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それから『花水木』ハナミズキ。
これもちゃんとみたのは初めて。
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よくよく考えたら、花も木も動物も「名前がわかってないからわからない」だけで会えてるのかもしれないなぁと思いはじめる今日この頃。
名前と特徴が一致してないと俳句を詠むときの季語としてたててあげられないので、知識と経験は大事ですよね。
もっと学ばねば……!
そして『牡丹』
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もう音戸の瀬戸公園は歩いてるだけで、あっちに花、こっちに花状態。
何度も言うけど、俳人の天国✨✨✨
暖かいところの俳人が羨ましいぜ……!
結構いっぱい写真撮ってて、顔と名前が一致しない子たちが多いのが、ひどく悔しいのです。
花や野菜は大概、季語になっているといいますし……。
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今日のところはこんな感じで。
またまだぼちぼち出していきまっせ〜。