時を刻む

時を刻む


洋服も好きだけど、
靴とか時計とかも
やっぱり好きだ。

外に出かける時は
腕に時計をつける。
そのくせ、
食事時は
だいたい腕から外す。

しばられている感が
どこか嫌なのだ。

時間管理は
昔から僕の課題であって、
(マイペース感が否めず
急ぐのが苦手なのだ)
仕事がある日もない日も
腕時計がないと
なかなか落ち着くことができない。

だけど、
これって
どこかおかしくて、
中世ヨーロッパに現れた時計よりも
人間の方が先に生きていたはずなのに、
いつのまにか
人間がつくりだした
時間の枠組みの中に
逆に人が押し込まれる、
という奇妙な現象がある。

昨年職場にいた
こいけさんは、
針が1本しかない
ファッショナブルな時計をつけていたので、
僕は
「それって時間がわからなくないか?」
と聞いたところ、
こいけさんは
「いや、慣れると案外いける」
と答えてくれた。

彼はファッションで
腕時計をつけているわけだが、
僕よりもよほど
時間とうまく付き合っていたのかもしれない。


とは言え、、
個人的に
ひさびさの連休である。

雨曇りの昨日は、
いろいろと事情があるにせよ
街に元気がなかった。

今日は打って変わって
晴天だけど、
果たしてどうであろうか。




以上

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