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先週あたりに、
新しいカバンを買うために
近場の横浜駅をブラブラしてみたのだ。


とりあえず、
かつてのヤングファッションの聖地
ビブレへ行ってみる。

そう思って西口サイドの
相鉄口からビブレへ向かおうとすると、
長きに渡り相鉄口前の象徴でもあった
証券会社のテナントが
空っぽの状態になっており、
個人的には
「ここまできたのね、、」
というなんとも言えない
哀しい感じがしてしまった。

ビブレ自体はレンガ造りの外観をしていて、
デニム、ジーンズが浸透していた
2000~2005年くらいに
とりわけ賑わっていた場所で
以前は5、6階がメンズフロアだったのだが、
やはり需要が乏しいのか
メンズは主に5階だけの
展開になってしまったようである。

カバン類がざっくばらんに置かれていた
コーナーもやっぱりなくなっており、
少しのあいだ回遊してから
西口から逆サイドの東口へ、
そごうや丸井がある方角へ向かって針路を変える。


丸井の上方の階にあるメンズエリアは
ことごとくテナントが入れ替わる
過渡期にあったようで、
施工の最中にひょっこり姿を現した
36歳の男はどこをどう歩けばよかったのか。

カッコいいカバンが陳列してある
新店舗の前に立っていると
綺麗めの女性店員が話しかけてくれたが、
値段を聞いてみると
現状における自身の
所得見積額にはそぐわない響きがしたので
やはり丁重にお断りし、
その後に低価格帯のバッグを
しきりに勧めてくれたおじさんの店員から
背負いこむスタイルの
リュックを買うことにした。


いまはネット上で
なんでも買える時代なのだが、
僕自身は
フィット感や見た目の色味をきちんと確認しないと
気が済まない性質にあるようで、
わざわざ外へ出向くことが多い。

エコバッグで買い物をするとなると
雨の日に傘で片手がふさがるとなると
やはりリュックの方が良きにつけ、
買うことにしたのだ。

重めのパソコンを携帯するわけではないので
軽めのつくりのものにした。

『人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くが如し』
と言った徳川家康ほどの重厚感を
身にまとうわけでもあるまい。


という感じで
なぜ新しいカバンを買ったかと言えば、
経済情勢も相まって
先月から仕事を変えざるを得なくなり、
身なりをとりあえず
スーツ調にしなければならなくなったのだ。

そのためのカバンを、と言って
探していたところだったのである。

堅苦しい恰好が得意ではないため
足元の革靴も
ややフォーマルなスニーカーに
したいとは思っているが、、、


あくまで
注意を受けない程度に。








以上

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