お正月と学期末とがいっぺんにやってくる一月。TOKECOMはイベントラッシュでございます。師走に負けず劣らず大忙しのこの月、書き手の教員(松永)界隈の出来事の断片を振り返ってみましょう。
1月11日(水)
2限「ジャーナリズム論」にゲスト招聘。賛否の分かれる法案改正をめぐり、当事者の声、メディアの力学を具体的に学び、受講生自ら「ジャーナリズムする」時間となりました。
昼休みには「海外短期研修」「グローバル・インターンシップ」履修生向け海外保険に関する説明会実施。「もしも、財布の入った鞄を盗まれたら?」臨場感たっぷりのクイズ形式で進む研修に、渡航まで一ヶ月を切った履修生は真剣に聞き入っていました。
1月12日(木)
5限ゼミにて卒論発表会を実施。いつものゼミ室とは異なるスタジオ(6号館地下)でのプレゼンテーションは、話す方も聞く方も格別の緊張感・集中力で充実の会となりました。
1月18日(水)
5限「海外短期研修」(フィリピン・エンデランカレッジ)履修者向け、渡航前最後の事前研修。お世話になる旅行会社スタッフさんが来講され、渡航に関する説明を受けたほか、マニラの現地スタッフさんとはZoomでつながり、留学生活についての細かい質問にも答えていただきました。
1月19日(木)
5限大榎ゼミ主催、安斎利洋客員教授(システムアーティスト)による公開配信講座「連画・AI・一人称の未来」開催。ゲストに前任の元客員教授の中村理恵子さん(アーティスト/古武道実践・身体表現研究)を迎え、6号館地下スタジオからYou Tube Live配信。同じ時間に担当ゼミのある松永は参加できなかったのですが、中村理恵子さんより早速のwebレポートをいただきました。
1月19日(木)
5限。年度最終日のゼミにはゲスト講師の卒業生(舞台・映像俳優)が加わり、研究活動のまとめ+先輩に学ぶキャリア学習会を開きました。まれびとの存在がいかに議論を活性化させ、直属の先輩という親近感がいかに説得力を持つのかを実感。卒業生との交流は、教員冥利に尽きる有難い〆の日でした。オーデションを受ける際、求められる役に応じて履歴書の内容を変えるというゲストのお話が、就活生にグサリ。
1月23日(月)
5限。担当するフレッシャーズ・セミナーbの学生さん・担当教員とともに、本年度でTOKECOMを卒業される池宮正才先生の最終講義に参加。コロナ禍で遠のいていた「集まる喜び」を感じられる温かい会でした(宴会は未だお預けですが)。1995年の学部創設からTOKECOMとともに歩んでこられた池宮先生。ありがとうございました。TOKECOMの「リベラル」、引き継いでいきます。
https://www.tku.ac.jp/news/2023/0124-3287.html
1月31日(火)
TOKECOM優秀卒業制作・卒業論文発表会開催予定。各ゼミから推薦を受けた優秀学生によるプレゼン大会は毎年恒例、学部の看板行事の一つです。発表者の皆さん、がんばって!!楽しみ。
ざっくりと、備忘録的に綴ってみました。この間、成人式に参列した学生さんも少なくないでしょうし、24-30日は定期テスト週間。レポート作成に勤しむ姿もよく見かけます。会社を定年退職後「科目等履修生」として数十年ぶりに大学で授業を受けたというある受講生さんは、「最近の学生さんはよく勉強しますね〜」と感心されていました。ハレの睦月、学内外の人々が集い、行き交い、学びが生成されるキャンパスであります。これから始まる12の月が、ますます豊かでありますように。
(松永智子)