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2024年を振り返って

 皆様、2024年の大晦日如何お過ごしでしょうか?今年もまたこの作業に向き合う時間がやって参りました。「note」を書き始めて3年になります。
 今年は少しずつ色んな事に前向きになり、新しい事にも挑戦出来た1年でした。
 社内講師として、沢山の研修をさせていただきました。まだまだ手探りで荒っぽい内容だったと思いますが、やる度にこうすれば、ああすればとか、この勉強、知識が足りないと発見し無我夢中でその知識を掴みに行きました。1番面白かったのは、足に合う「靴」を探す勉強や、話し言葉に関する学びだったかな…。これはいずれ詳しく…。そして、研修を通して、やはり人の成長に向き合う事が好きだなと改めて思いました。
 また、久しぶりにディナーショーにゲストで出演し、歌も歌いました。久しぶりに歌う歌は鎧が剥がれ落ちていく様な感覚があり、前よりも声をありのままに出し、自在に操れた様な気がしました。改めて、コツコツと日常の生活をする事が歌の表現、味わいに繋がると実感しました。そして、それぞれの道で人生を歩む同期が再び集結出来た喜び、また宝塚はかけがえのない場所であったと再認識しました。同じ釜の飯を食べた絆は強くて温かいのでした。

陽月華DSより①
陽月華DSより②

そして、支配人として…宝塚の地は少しずつ前を向いて歩き始めている気がしています。ホテルでお会いするお客様、劇団員の皆様、スタッフの皆様、笑顔が少しずつ戻っている気がしています。何とか現状を取り戻しながら、今までと変わらないわけで無く、何を残して何を変えるのか、手探りで進んでいる段階だなと思います。ホテルはいよいよ2026年に迎える宝塚ホテル100周年に向けてスタートしています。私は変わらず、歌劇ギャラリーの監修や新しいプランの企画、大劇場のメニューの提案などをしています。「たこ焼きが無くなって寂しい…」と沢山のお声をいただきました。私もです。愛されたたこ焼き…ありがとうたこ焼き…いつもそこに当たり前にある丁度良いたこ焼き…

逞しくたこ焼きを焼く手
宝塚大劇場のたこ焼き

変わらなきゃいけない事と、大切に残さなきゃいけない事があります。
 さあ、来年はどんな年になるでしょうか?ぼんやりとしていた、理想が少しずつ形が見えてきた気がします。退団して、7年目を迎えています。

 皆様、良いお年をお迎えください。
 来年もよろしくお願いします。

すーさん

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