オッサンの心が傷つくとき
信じて失ったものと、
疑って得られなかったもの。
自ら捨てたものと、
世界に奪われたもの。
そのはざまについて、
僕はよく考えるんだ。
さっき、甥ふたりに現金書留でお年玉を送った。
僕にとって、一年のうちでもっとも有意義で楽しいお金の使い方だ。
多少多めだけれど、彼らには母方の祖父母がいないのだから、これはもう、許してほしい。
ぽち袋2つを現金書留の封筒に入れて、窓口のオッサンに渡した。
オッサン、ポチ袋を入れる僕を見て、
「お孫さんにですか? よいですなぁ」とかっ!
えーん。
……アータタタタタタタタタタタっ! ホアッタァ!
と、叩き潰したい衝動にも駆られつつ心で泣きながら顔は笑顔で「いやぁ、コロナでなかなかままならなくて」とか、僕は言った。なんか、し、しつれーな! とかいうのもこれまた違うかなーと。
という、ちょっとおもしろかった話。でもなあ、あのおじさん、きっと軽はずみな失敗をちょくちょくやってんだろーなーw
今回は、流麗まちゅみ*さんの写真を使わせていただきました。
ありがとうございます。