コントロール感について

コントロール感とは何かというと、物事の進み具合や状況を自分で変えられる。という感覚です。

仕事を例にすると、作業の方針や進め方が一任されている状態です。

コントロール感があると、やる気が高まったり、満足度が上がったりします。

また、安心して取り組めるようになるので、コントロール感がない場合に比べてストレスを減らすことができます。

例えば車の運転中、ハンドルをしっかり握っていれば、事故するかも!といった不安は感じにくいですよね。

逆にコントロール感がない例では、工場のライン作業などがあります。

ライン作業は全て工程が決まっているため、自身でコントロールできるところが限られています。

こういった場合、コントロール感でやる気を高めることは難しくなります。

また仕事だけでなく、プライベートでも同様にコントロール感を高め、ストレスを減らすことができます。

たとえば、行きたくない飲み会に誘われたとしましょう。

その返事をNOと返すことで、飲み会に行くはずだった時間を別のことでコントロールできます。

ここで「いや、誘われたら乗らないと、なんか感じ悪いやつみたいじゃん」と思われるかもしれません。

しかし、逆の立場で考えてみてください。

逆の立場になれば、

「なんか予定でもあったのかな」とか、

「疲れてるだろうから、はやく休みたいのかな」と思うはずです。

嫌なことをする時間はできるだけ方が少ない方が、ストレスなく過ごすことができます。

他には、運動する時間を作るなど、自分にとってプラスになることをすることで、よりコントロール感を高められます。

嫌なことをしない選択をして、自由な時間が増えたとしましょう。

そこでテレビを見て過ごすなど、受け身の状態で過ごすよりも、自分のためになることを自発的に行動して過ごす方が、より時間をコントロールする感覚が増えますよね。

また、頑張っただけ達成感が生まれます。

すると、つぎに自由な時間ができた時に、達成感を味わうためにまた自発的に行動して、っていう感じで良いサイクルが発生します。

こんな感じで、コントロール感がもたらす影響は割と大きなものです。

みなさんも、ぜひコントロールできることを増やして、自分のためになるように日々を過ごしてください。

では今回はこの辺で。