才能がないと上手くならない?そんなわけないって話
まず才能があるって、どういうことでしょうか?
調べてみると、こういった記述がありました。
物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き
簡単に言えば、誰かより何かをするのが生まれつき上手ってことです。
たとえば、みんなより走るの速いとか、泳ぎ上手いとか、手先が器用だとかですね。
ならば、それで今後どんな能力を身につけられるか決まっちゃうんじゃないの?という考え方があります。
確かにやり始めが上手くいかなかったら、才能のある人との差は開いていく一方だ、と思われるかもしれません。
しかし、誰にでも何かを身につける能力はあります。
たとえば、あなたは自転車に乗ったことはありますか?
では、はじめから簡単に出来ましたか?多分出来なかったでしょう。
よく転んで、すり傷をつくったと思います。私も幼少の頃、よく転んでたらしいです。ほとんど記憶ないので、親から聞いた話なんですが。
では今、あなたは自転車に乗れますか?
買い物に行くくらいは乗りこなせるでしょう。逆にサドルにまたがった瞬間から乗り回す人なんて、聞いたことがありません。
最初は苦手意識があったとしても、誰にでも何かを身につける能力があります。
ただ、身につくのが速いか遅いか、という違いがあるだけです。
つまり才能とは、ある程度上手になるまでにどれだけ時間がかかるの?っていうものです。
しかし、才能に感性なく、誰だって最終的に平均くらいのスキルは身につけられます。
そのため、才能があってもなくても、ある程度のところまでは誰だってできるようになるのです。
というわけで、今回は才能があることと、それが上手くなることは別だよっていう話でした。
しかし、何かを身につけるときに付き物なのが、挫折です。
挫折って嫌ですよね。今までの努力が無駄になる気がしてしまいます。
まだある程度のところまで成長できていないのに、これは自分には向いていなかったんだ、という諦めに似た感情を持ってしまいます。
そのため次回は、ある程度のレベルに達するまで、挫折せずに練習を続ける方法を紹介していきます。
では今回はこのへんで。