今年も過去最大!最低賃金の引き上げについて
みなさん、こんにちは!
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。
今回は、今年度の最低賃金についてお話します。最低賃金は毎年秋に改定されていますが、ここ数年の動向と同様に、今年も過去最大の引き上げとなるようです。
7月28日、厚生労働省が令和5年度の地域別最低賃金改定の目安についての答申を公表しました。
今回のポイントは、各都道府県の引き上げ額の目安として、Aランク41円、Bランク40円、Cランク39円とされていること。各都道府県がどのランクに属するのかは下記の表をご参照ください。
上記の表がそのまま適用されると、愛知県・岐阜県・三重県の最低賃金は以下のようになります。
愛知県(41円UP) 986円 → 1027円
岐阜県(40円UP) 910円 → 950円
三重県(40円UP) 933年 → 973円
今後、各都道府県労働局での審議を経た後に正式発表され、適用は10月1日からとなる予定です。審議の結果によっては最低賃金の目安がそのまま適用されず、決定額が多少前後する場合もあります。
なお、最低賃金は社員、パート、アルバイト、技能実習生など、すべての労働者に適用されるので覚えておきましょう。
いかがでしょうか?
次回も最低賃金をテーマに、今回の改定でパートの年収が130万円を超えた場合について解説します。ご質問などございましたら、お気軽に連絡ください。
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