スキルアップのチャンス！教育訓練給付の見直し・新設について

みなさん、こんにちは！
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。

5月10日に雇用保険の改正が参議院で可決成立し、教育訓練給付についても見直し・新設されることになりました。そこで今回は、令和6年（2024年）10月1日以降に施行される教育訓練給付の変更点についてご紹介します。

労働者の学び直し・スキルアップを支援する教育訓練給付。今回可決された変更点は以下の2点です。

●教育訓練給付の拡充　※2024年10月1日施行
労働者の学び直し等の支援、個人の主体的なリスキリング等への支援の強化・推進により、その教育訓練の効果（賃金上昇や再就職等）を高めていく必要性から見直しされました。
【改定内容】
教育訓練給付金の給付率の上限を、受講費用の70％から80％に引き上げる。

●教育訓練中の生活を支えるための給付の創設　※2025年10月1日施行
労働者が自発的に教育訓練に専念するために仕事を休む場合、これまでは訓練中の生活費を支援する仕組みがありませんでした。そこで、労働者の主体的な能力開発をより一層支援する観点から、生活費等への不安なく教育訓練に専念できるようにする必要性により新規創設されました。
【改正内容】
雇用保険加入者が教育訓練を受けるための休暇を取得した場合、基本手当に相当する給付として賃金の一定割合を支給する教育訓練休暇給付金を創設。

いかがでしょうか？

次回は企業型確定拠出年金について、よくある質問にお答えします。ご要望・ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
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