地域に行かず地域に関われる仕事の報酬が旅費だったら理想的。
こんばんは!ふじたかずやです。
20代の頃から地元(秋田県)に貢献したいと思いながら全く出来ず、30代半ばになって少しずつ地域に関わり出しもうすぐ1年。
世の中もここ数年で地方創生やリモートワーク、二拠点・多拠点など、地域への関心は高まってきました。
その中で、「自分は地域との関わりをどうしたいのか」が1年活動してみてようやく見えてきたので、アウトプット兼ねてまとめてみます。
※最近見たニュースやイベントに参加したことで、自分の中で点だったものが、線として繋がりはじめたような気がしています。ただ、まとまりきってはいないので、読みにくいかもしれません。ご了承ください。
移住は重い。
地域に少しでも関わってきた中でずっと思っています。
ただ、これは地域に移住する方を否定しているわけではありません。イチ地域出身として、食や自然に魅力を感じたり、やりたいことがあって行く方はもちろん応援しています。
一方で、今の環境を捨てて地域へ行く勇気が無かったり、地域に行きたいけれど、色んな事情で行けない人がいるのもおそらく事実。私を含め。
また、都市圏への人口集中が止まらない中、「地域へ人を送り込むことを主題にした地方創生は意味があるのか?」とも思っていました。これは、上記記事を読んで納得感が非常にあって、「自治体維持のために定住者を集める」のであれば、自分の中でかなり違和感がありました。
これに関しては、政府の次期戦略で、関係人口に切り替えるとしましたが。
複業の活用。でも・・・
では、「移住は重い」けど地域に関わりたい場合はどうするか。私が実践したのは複業で地域と関わることでした。
複業に関しては昨年、副業解禁もあったので、地域に関わらず、複業を始める人はこれからどんどん増えてくるのではないでしょうか。
ただ、複業で地域と関わっていくうちに、「複業かつ東京で出来ることは限られるのではないか。地域現場にいないと出来ないことが多いのではないか。」と考えるようになっていました。
関係人口契約。個人と地域の新しいカタチ。
その思いが強まる中、先日、【香美町×hyphen,】のイベントに参加しました。地域に行かず、地域に関われる方法で「関係人口契約」の話をされていて、私の中で「これだ!」と感じました。
▼関係人口契約に関してはコチラ
(失礼ながら)やっていることはリモートワークで複業している今と何か変わったことをしているわけではありません。
でも、「関係人口」の「契約」を通じて、地域とのつながりが密であることを示せる取り組みは素晴らしいと感じました。
地域に行かず地域に関わり続けたい。
「関係人口契約」は一度、香美町を訪れてからの関係です(当たり前と言えば当たり前なんですが)。そして、実際に地域に行けるなら、もちろん行ったほうが良い。でも、僕も含めて行けない方もいる。
最近は、おてつたびやSAGOJO、JOB HUB TRAVELのような、旅をしながら地域で仕事するサービスが出てきました。複業先でも「旅する兼業」という企画があったりします。
でも、私は「地域に行かず、地域に関わりたい」のです。
※決して、行きたくないという意味ではありません。個人の働き方、関わり方として、「こうありたい」のです。
ならば、「複業の報酬が旅費」って良くない?
・都市圏への人口集中は止まらない
・関係人口重視の時代へ
・東京(都市圏)だと地域現場の温度感までは分からない
・だから地域に行ったほうがいいけど、行けない
・「関係人口契約」なら離れても繋がりが持てる
今まで書いたことをまとめると上記になり、ここから閃いたのが、「複業の報酬が旅費」論です。
※論というほど、論ではないです。仕事内容によっては現地じゃないとできない仕事もあると思いますので。
東京(都市圏)にいながら地域と関わり、リモートワークをメインに働いた報酬が例えば「複業先への往復交通費+1泊宿泊費」だったら、旅行にはなるけど、地域とのリアルな繋がりも持てそう、と考えました。
※複業先の経費で落ちるのかとか契約どうするのとかは置いてください。
複業収入の相場が分からないですけど・・・
月2万と仮定して3ヶ月で6万。3ヶ月に1回くらい、週末(休みの時)に複業先へ行けるのであれば、地域観光も出来て、地域へのお金も落とせる、立派な関係人口としても成り立つのではないでしょうか?
また、都市圏への人口集中が止まらない中で、地域で今、頑張っている方を都市圏の複業人材が支えていく構図は自然に出来てくると思っています。
この報酬形態を「ふるさと兼業」で!
とか書いた割に、代表に話しているわけではないので、完全な妄想です。そして、宣伝です(笑)
上記で少し出ましたけど、私の複業は地域×複業マッチングサービス「ふるさと兼業」のプロモーションです。首都圏でのイベント企画・運営をしています。
スキルより共感や熱意を大事に募集しているので、興味があればぜひ、ご覧ください!
「報酬は旅費払い」どこかで実現したいな。
地域に行かず地域に関わり、たまに訪れる。
最後に、1年活動してみて、冒頭の「自分は地域との関わりをどうしたいのか」に対する現時点での答えは「地域に行かず地域に関わり、たまに訪れる。」こと。
行かないのに訪れるって矛盾してるけど、付かず離れず(よりも密接にはありたい)な関係を作っていきたいですね。
地域と関わる新たな1年、まずは僕自身が楽しみ、この答えが少しでも実現できるよう動いていきたいと思います。
▼複業に関する思いを語ってますので、合わせてどうぞ。