短歌のススメ
短歌、やろうぜ!!!!!
どうもこんにちはこんばんは、はじめましての人ははじめまして。東海大学短歌サークル「おおいぬ座」の部長をやらせていただいております、五月 毬こと本多と申します。ペンネームはさつき まりと読みます。そのまんまですね。
さて本日は短歌のまとめではありません。作品のまとめは毎月14日頃の投稿を予定しております。楽しみにしていてくださいませ。
話が少々逸れました。今回何を書いていくのか。今回は
「短歌のススメ」
を3つほど書いていきたいと思います。
短歌って難しそう、上手くできないし、語彙力ないし……と言っているそこのあなたに朗報です。短歌、できます。
また、語彙力抜群・短歌大好き!なそこのあなたからのDMをお待ちしております。
それと、これは短歌の専門家が書いているわけではないので広い心で見てくれるとありがたいです。あくまで短歌を始めるきっかけになってくれればいいな、という感じで執筆しております。
それでは短歌のススメ、ぜひご一読ください。
短歌のススメその1「季語が要らない」
「季語」それは多くの小学生・中学生・高校生を躓かせた言葉たち。俳句の授業で突然「これが季語です」「季語を探してみましょう」「季語を使って作品作りをしてみましょう」と言われ、多くの生徒が頭を抱えたことでしょう。稲川淳二が夏の季語なのは分かるけど香水が夏の季語ってどういうことだってばよ。年中つけとるやろがい。少なくとも私は頭を抱えました。
さて、ここで短歌を見てみましょう。――そう、季語が無いのです。
季語が不要なのです。
自分の感じたことをそのまま歌にしていいのです。季節感とか関係ありません。自由!超自由!
短歌のススメその2「31音に "だいたい" 収まればいい」
字あまりしたって短歌です。あと5・7・5・7・7・に言葉が綺麗に収まらなくていいんです。
……どういうこと?
とりあえず例を挙げてみます。
私の一番好きな歌集から引用させていただきました。書肆侃侃房より発売されている西村曜さんの「コンビニに生まれ変わってしまっても」です。
この歌、『ピクニックって・想像上の・生き物だ・それにはあなたが・いたりしていて』の7・7・5・8・7になっているんです。
短歌は5・7・5・7・7の31音から成っているもの。確かにそうなのですが、こういった35音の短歌だってあるんです。逆に少ない短歌もあります。字余りとか字足らずとか言うやつです。
もう一つ
これは超有名なやつですね。中学校の国語の教科書にも載っていた短歌です。この短歌は31音なのですが、音の区切れを見てみると、
こうていの・じならしようの・ろーらーに・すわればせかい・じゅうがゆうやけ
となります。
歌の前半部分は音の区切れと文節が5・7・5のリズムになっていますが、後半部分は一致していません。「世界中」という一続きの言葉をまたいで音の区切れがあるんですね。
そう、短歌って絶対5文字と7文字の言葉でまとめなければいけないわけではないんです。
短歌って結構自由度が高いんです。
(ちなみに後者のような技法は「句またがり」と呼ばれるもので、その話はまた別の機会にします)
短歌のススメその3「お金がかからない」
紙とペンさえあればできる!何ならお手元のスマホ一台でもできる!
さらに当サークル、会費などの徴収は予定しておりません。
つまりめちゃくちゃ短歌を作りやすい環境が整っているわけです。DMお待ちしております。
以上3点、当サークル部長の短歌のススメとなります。
どうですか、ちょっと短歌作ってみたくなりませんか。
当サークルは今年の1月にゆるくみんなで短歌を継続できる場になるといいな、と思い立ち上げたサークルになります。
その為、オンライン活動や対面活動への参加は自由です。
月に一首短歌を製作していただくだけでも大丈夫です。
兼部も大歓迎です。
がっつり短歌をやりたいよ!という方も勿論大歓迎。
題詠や連歌、推し短歌など新たな取り組みも始めました。
4月~5月に歌会の開催も予定しておりますので是非ご参加ください。
質問や入部希望などお気軽にお問い合わせください!!
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今後ともどうぞよろしくお願いいたします。