文月の歌会
こんにちは、お久しぶりです。
東海大学短歌サークルのおおいぬ座です。
7月6日に歌会を行いました!
今回は歌会で鑑賞した歌をご紹介したいと思います。
今回は事前に詠んだ歌を対面で鑑賞しました。
題詠は「雲」・「祭」「西瓜」です。
この中からお題を一つ選び、一人一首づつ詠む形を取りました。
それではどうぞ!
かわいいね、手を引く君とりんご飴浴衣の君に酔いしれる夜(あむ)
歌見月ピンクのおべべ散りぼひて妖すらも宴予参す(薺)
思い出す 並ぶ提灯 かき氷 追憶に咲く 君の笑顔(椿)
塞いでも 止むことのない 囃子の音が 二度と帰れぬ こと示してた(氷菓)
雲ひとつない青い土地さみしいね羊いないね猫顔拭いたね(五月 毬)
陽が照らす
西瓜畑の
祖父の手は
苦労の傷と
幸せのしわ(吉乃)
浮かぬ顔ぷぷぷと種を飛ばすのは渺茫に在る青鈍の夏(祈人)
Seven Starsの銀紙を剥ぐその刹那バラ星雲の燃ゆるおときく(短歌サークル部員)
雲、なにか言いたいことがあるのなら 雲、あたらしい椅子になりなよ(宮下)
いかがだったでしょうか。
夏休み明けに歌会は開催予定ですので御興味の湧いた方は是非遊びに来てください!
また、毎週金曜日の21時ごろからゆるく活動していますのでご興味ある方はご連絡ください。体験入部大歓迎です。
Twitterは@tokai_tanka(https://twitter.com/tokai_tanka)です。
次回もよろしくお願いいたします!