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継続発注時に使える要件定義フォーマットと、その見つけ方

新規事業を立ち上げるとき、チームづくりは、とても悩むポイントですよね。まだ商品の売れ行きが読めないのに、正社員を増やすのもリスキー。

私が何度か新規事業のサポートをして思ったことは、チームの安定感は「即戦力をスポットで取り入れること」で手に入れることができるということ。

今回、私の経験を元に、そのスポット採用のノウハウをシェアしていきたいと思います。


継続発注とは?またどんなときに必要?

継続発注をすることで事業の立ち上がりのスタートダッシュは圧倒的。タスク量や事業のペースに応じて調整すれば、コストを削減しつつも事業展開をサクサク進められるんです。どんなものなのか、さっそく見ていきましょう。

継続発注とは

継続発注とは、言い換えれば、月額で発注を行うスタイルですね。

単発発注(参考記事:「単発発注時に使える要件定義フォーマットと、その見つけ方」)と比較してみましょう。

単発発注は一つのタスクに対して報酬や要件定義を行い対応してもらうのに対し、月額発注はチームメンバーのような業務を担当。その分、契約期間中はタスクの増減も柔軟に対応できる点が魅力です。

メリット・デメリット

継続発注のメリットは、即戦力を中長期に渡ってフルに活用できること。新規事業立ち上げの時にこれ以上のサポートはないことでしょう。また、社員をゆっくりと育成しプレイングマネージャーに育てるまでのつなぎとしての役割も。

反面、デメリットとしては発注のためのコストや、立ち上げ初期の事業ノウハウが伝わりにくい点は要注意のため、ノウハウの共有についてはしっかりと対策を講じることがひつようです。


実例をもとにした求人条件の作り方の解説

「スポットで即戦力人材に入ってもらいたい!」そんな時は求人情報を出すのが一番。でも、要件が不明確なままだと人材が集まらずプロジェクトが滞ってしまうことも…。

では、どうすればいいのか?私の経験をもとに、これがポイントという箇所をお伝えします。

報酬単価を決めよう


継続発注の受注者が一番気になるポイント。それは報酬単価です。

時間単価は受注する際の絶対条件の一つです。時間単価の高低で大体これくらいのタスク、レベルが求められているなということを示すこともできます。

私が見てきた範囲では、2,200円くらいなら実務レベルで、4,400 〜 6,600円くらいだとマネージャーレベルを想像します。専門性が上がればここからさらに上がっていくことも。

時間単価を設定する時は、似たような業務の人の年収を参考にしてみるのがオススメです。たとえば、年収400万円の人なら、それを12ヶ月、さらに月の労働時間160時間で割ると、時給は大体2,000円前後。

ここに福利厚生がない分を少しプラスすると、より集まりやすくなるでしょう。

共感される求人情報をつくろう

月額で案件を受けている人が重視するポイントは報酬に加えて、「組織や事業に共感できるか」を大事にしている人が多い印象です。

チームと一緒に仕事をするわけですから、組織の人とコミュニケーションをとるタイミングも多く、ほぼチームメンバーと同じような動き方をしてもらうため、その共感は非常に大事。

事業が掲げるミッションややりがい、これも求人情報でしっかり伝えると、集まる人材の質も変わってくるんです。

そして報酬もそうですが、諸経費の負担がどこまであるのか、出勤の有無、またある場合は週何日出勤してもらうか、何時から何時までがコアタイムかなど、細かくかつ明確にしていくことが大切です。

求人情報を載せるのにおすすめのサイトは?

求人情報を出す際の選び方、これって意外と悩むポイントですよね。副業や兼業を主に扱うサイト、もしくはフリーランサー向けのサイト。そして、予算に応じて業者を選ぶことも。

私が今までの経験で学んだ選び方のコツ、これをお伝えします。

業者かフリーランスどっちがいい?

業者、フリーランス、副業・兼業の人材、この3つの選択。私が見てきた中では、副業・兼業人材はコストが低め。ただ、大手企業やガバナンスが厳しい会社などではその選択は難しい。

コストが高めでも、安定した質の人材がほしい時は業者選びがオススメ。でも、やはり新規事業では予算はキツイことが多いですよね。そんな時は、フリーランスの人材がぴったり。

求人を出すのにおすすめのサイト

これまで私が新規事業立ち上げの際に使用してきて、「ここはいい!」と感じたのは「エンゲージ」。

このサイトのいいところは求人情報を無料で載せられて、なおかつその情報がindeedにも自動的に載せられるという点です。検索する際にも上位に出てきやすいサイトなので、ここで募集を行うと比較的集まりやすい印象です。

また、副業や兼業人材を採用したい場合には、「Wantedly」や「複業クラウド」であればデータベースに基づいてアクション発注が可能な点が魅力的です。

エンゲージ

Wantedly

複業クラウド


これを使えばOK!継続発注に使える要件定義WS

今回は本記事で紹介した、素早く人材を集めるために必要な要件定義をぎゅっとまとめたワークシートを作成しました。

即戦力をすぐに探している時に、このワークシートを埋めて求めている人材を集めましょう!

「要件定義フォーマット」選定するなら東海エイチアール

新規事業をスタートさせる際の管理は、東海エイチアールが強力にサポートします。

中流から下流までの業務に精通したプレイングマネージャーとして、事業の初動からスタッフ育成までをサポートします。東海エイチアールと一緒に、新規事業の成功の礎を築いてみませんか?

ビジネスアイデアの発掘やご提案についてお悩みのご担当者様や、話をもっと詳しく聞きたいと思っていただけた方は是非お気軽にご相談やお問い合わせください。

まとめ

新規事業のスタート時に、即戦力としての人材投入は本当に重要です。そんな時に役立つ、人材の見つけ方を今回は詳しくお話しました。高い経験とスキルを持つ人材を獲得できれば、事業の展開が大きく前進します。この記事が皆さんの新しい挑戦の一助となれば幸いです。

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