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リスニング書籍の正直レビュー(5~6冊目)

1~4冊目までは前回の記事でレビュー済みです。


今回から正式な連載としてレビューを書いていきます。

この記事のタイトルに書籍のタイトルを含めていないという時点で察している人はいると思いますが、微妙だったのであえてタイトルを入れておりません。

ただ、TOEIC関連の書籍で、実際に解いてみた書籍はすべてレビューするという企画なので、正直にレビューしていこうと思います。



関正生のTOEIC L&Rテスト リスニング 神速100問


まずこちらの書籍ですが、たった100問なので一日で終わりました。
Amazonで1200円程度で売られている書籍なので、100問は妥当な問題数だと思っています。

内容も至って普通で、ただの問題集です。
問題が優れているとか、TOEICの公式問題集に極めて近い品質とかそういうのは感じなかったです。
普通の問題集でした。

解説もこれといって役に立つ部分はなく、高校生くらいには刺さるのかもしれないなと思ったくらいです。
著者の方を全く知らないので何ともいえませんが、おそらく予備校かなにかの講師だと思うので、主に学生さん向けに書いている書籍なのだろうと思います。



新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)


こちらの書籍は「世界一わかりやすい」とか「目からウロコの解説」などという誇大広告をしなければ普通の問題集でした。
それを書いてしまっていることで無駄にハードルが上がっている感じがします。
たぶん出版社側が勝手に入れているのだろうと思います。

残念ながら世界一わかりやすくもないですし、目からウロコも落ちませんでしたので、ごくごく普通のリスニング問題集です。
若干問題の傾向がズレてないか?と感じる問題が多かったのと、解説が丁寧というわけでもないので、私の基準では特別オススメはしない書籍という位置づけです。



このように、私の中で微妙だと感じた書籍については短めにレビューしていこうと思います。
あまりに細かく悪いところを列挙するのは著者(ゴーストライターさん含む)に失礼だと思いますし、おそらくファンもいらっしゃると思うので。

そもそも、書籍というものは合う合わないが必ず出てくるものであって、人によって良著になったりゴミになったりします。
だからこそ、悪い方のレビューは下手な先入観を生む可能性があるので、そこまで詳しく書かなくて良いと考えています。

きっと今回の2冊についても、この講師の講義を受けて育った高校生や大学生が読むなら良著になると思うので、合う人には合うと思います。


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