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今の時点で思う「幸せの条件」を言語化してみるの回

私は週に2~3回くらいのペースで「幸せの条件」を考えています。

私はなぜか子どもの頃から一般の人たちと感覚も感性も違うので、みんなが「楽しい」と感じているもの(ゲームなど)に興味を持てなかったり、みんなが欲しいと思っているもの(車など)を欲しがらなかったりするので、幸せの条件を言語化することが非常に難しいのです。
だから何年もかけて頭で考え続けています。

もちろん私も人間なので、幸せになるための大前提として「健康であること」が必要ですが、それは一旦前提とさせていただいて、その他の条件を言語化してみたいと思います。

来年になると変わっている可能性もありますが、2024年時点の自分はこういうことを考えていたんだなという履歴として残しておこうと思います。



1.十分な資産があること

私の中で最も重要な条件は資産があることだと思っています。

十分な資産といえる金額は3億円以上(年齢的には2億円でも良いかも)ですが、贅沢せずに生きるなら1億程度あれば良いです。
これが自由の最低ラインです。

1億あれば、私の今の能力であれば運用益だけで生活できるでしょう。
3億あれば運用なんかしなくても今回の人生はもう大丈夫です。
ほとんどの望みも叶えられるので、日本が無くならない限りは生きていけます。

これが達成されればほぼ勝確です。


2.十分な収入があること

資産というものは使えば使うだけ減っていくので、できれば収入もあった方が良いです。
資産からの不労所得(利子所得や配当所得等)と、その他の収入(労働所得等)をあわせて、年間800万円以上を継続的に稼げるのであれば十分です。

1000万超えてくれば資産が一切減らずに増えていく感じになると思います。
そこまでくればもう安泰です。

ただ、この世にそんな安定的な仕事はないので、収入については常に不安を抱えて生きることになると思います。
公務員だろうが、総合商社のエリートサラリーマンだろうが、安定などありえません。
ほんの少しのボタンの掛け違いで人生は終わるので、収入という条件については常に自己研鑽を重ねて、稼ぐ方法を次々に変えたり、生み出したりして、収入を確保し続ける必要があります。

そういう意味ではこの条件は常時成長・常時変化という苦行をこなすことでしか満たされないかもしれないです。
今までどおり頑張り続けるしかないですね。


3.良い感じの平屋に住んでいること

お金の次に大事なことは、住む場所があることです。

ここ数年はずっと家のことばかり考えています。
今住んでいる場所も素晴らしい場所だと思いますし、比較的暮らしやすいのですが、歳をとってからもずっと関東に住むのかといわれるとキツイです。

すでに2年ほど窓を開けていない(カーテンすら締め切ってる)のですが、その理由は、道路に面しているので他人の目が気になるからです。
車や歩行者が通る度に嫌でも目に入るので、集中力を害されてしまうのです。
それを防止するためにカーテンを永遠に締めています。
私の心と同じで閉ざされたままです。

これをいつか何とかしたいと思っています。
大好きな自然や空を眺めながら仕事ができる場所に行きたいです。

私はどちらかというとシュレックなどのモンスターに近い生物なので、人間というものが苦手です。
満員電車なんて地獄でしかなくて、朝の満員電車に乗らないといけないくらいなら、遠隔地の小さな会社で働いた方が良いと思ってしまうタイプです。

だから将来は、比較的人が少ない地方都市で強固な平屋を建てて住みたいと思っています。

2階建て住宅も嫌いではないのですが、階段を毎日登り降りするのが非常に危険なので、できれば平屋に住みたいです。
実は私の視力がかなり弱めでして、メガネのレンズから少し外れてしまう階段の段が見えないことがあるのです。
今までに足を踏み外して死にかけたことが何度もあるので、階段は魔境だと思っています。
だからいつか広い強固な平屋を建てて、そこを住処としたいです。

周りに家がない地域か、もしくは家の周りを目隠しできる壁で覆って、ノーカーテンでも生きていける世界を構築したいと考えています。
ロの字平屋で中庭を作ってノーカーテンライフなんてのも素敵です。

ロの字平屋にして、外壁側の窓を極力無くして、作るとしてもスモークガラスにして、他人の目を一切気にしなくて良い理想郷を作りたいです。
PCさえあれば投資家としての仕事はできるので、他人を一切感じなくて良い集中できる空間を実現したいと思っています。
そのための平屋です。

きちんと設計していれば、平屋の方が耐震強度も高いはずなので、大きな地震が来ても耐えられるでしょう。
理想としては、ヘーベルハウスの軽量鉄骨造などで作れば耐震強度も高く、かつ、耐火性、防音性も高いので良いと思っています。
ただ、ヘーベルハウスはくっそ高いので、資産が一気に減りますから、随分先の話になりそうです。

でもいつか、どこかの地方で、ヘーベルハウス!
これが私の今の小さな目標です。


4.近所に十分な商業・医療施設があること

住む場所に関連して、住む地域の話をしたいと思います。

私は子供の頃に陸の孤島に住んでいました。
今は合併されて消滅していると思いますが、元々は村だった地域です。

そこには徒歩圏内にスーパーはなくて、自転車で20分ほどかけてやっと一つ小さいスーパーがあるという地域でした。
少し大きめのスーパーに行くためには、自転車で1時間近く行かないといけなくて、山を一つ超える必要があります。
総合病院も近くにはなくて、一番近いところでも自転車だと1時間半くらい、車でも20~30分かかかります。

なんであんなところに親父は引っ越したのだろうかと今でも思っていますが、きっとわからなかったのでしょう。
無知は怖いです。

だから私は住む地域で失敗しないように、十分な商業・医療施設があるところに住みたいと思っています。
車を運転できなくなったときのことも考えて、自転車圏内にスーパーや総合病院がある地域にします。

将来的に日本の人口が減って行くことを想定して、周りに複数の商業施設・医療施設があるところを選びます。
そうなるとある程度人間が生息している地域になってしまいますが、土地選びと建築設計の工夫でなんとかしてみたいと思っています。


5.他人と関わらなくて良いこと

上記のとおり、商業・医療施設を優先すると、人間が密集している地域に住まざるを得なくなってきます。
そのため、他人と関わらなくて良いことという条件は満たせないかもしれません。

しかし、これについては解決できるのではないかと最近では思っています。

私の経験上、ある程度の都会になってくると、その都道府県出身ではない人間たちの割合が増加します。
これは長い年月をかけて全国のほとんどの地方都市を回って確認してきたことなので、たぶんある程度正しいと思っています。

そして、それらの地域では、人と人との心の距離が遠いのです。

逆に田舎は、近所の人間が信じられないくらい馴れ馴れしくて、子どもの頃の私ですらドン引きするほどの距離感で接して来ることが多かったです。
例をいえば、玄関を勝手に開けて家の中に入ってくる婆ちゃんが多かったですし、場合によっては裏口を勝手に開けて入ってきたり、合鍵の隠し場所を教えてないのに知っていたりします。
近所の人たちの家の鍵は基本的にかかっていなくて、ピンポンを押すよりもまず玄関を開けて大声で呼ぶというのが普通です。

さらに気持ち悪いこととして、近所の人たち(場合によっては数キロ離れた人ですら)が地域の女の子が初潮を迎えたこととか、誰と誰が不倫しているか、誰がいつどこで誰と会っているかなどをすべて知っているのです。
おばさん同士の世間話ですべて筒抜けになっていて、あっという間に村中に知れ渡ります。

こういうのは経験しないと気持ち悪さが伝わらないかなと思いますが、個人的にはマジで気持ち悪いです。
そういう地域ではプライバシーという感覚が極めて鈍感な人たちが多いので、一つの村がすべて家族という感覚で過ごす必要があります。
すべての過疎地がそうなるというわけではないですが、私が住んでいた地域はそれに近いものがあって、名字が同じ人がたくさんいました。

もっといえば近親相姦に近い関係の人達もたくさんいて、子供の頃から受け付けないというか、苦手な地域でした。

そしてその地域では、余所者に非常に厳しいという特徴があって、隣の市町村からの移住者であってもイジメの対象になりやすいです。
稀に来る関東からの移住者なんて言葉が全く違うので、真っ先にターゲットにされます。
私が子供の頃に引っ越してきた数人も皆いじめられていて、再度転校していきました。

そういう地域に住むと、自然は最高なのに、人間は最悪ということになりやすいです。

だからあえて地方の大きめの都市に住んだ方が人間同士の心の距離が保てるので、他人と関わらなくて済むのではないかと思っています。

それに、地方都市も商業施設から少し離れればすぐに田園風景が広がる田舎に変わって、土地代も一気に安くなるので、実質的には田舎とさほど変わりはないと考えています。
そのため、土地探しの能力(目利き力)と設計力でなんとか乗り越えたい条件です。


6.ライフワークがあること

この条件は充足難易度が高い条件です。

私は子供の頃から「好きなこと」が極端に少ない子どもでした。
スポーツは人並み以上にはできたのですが、チームプレイが苦手で、仲間と同じ感覚で遊べないタイプでした。
家が貧乏だったので家にゲームも漫画もなく、娯楽というものをほとんど知らずに大人になりました。

おっさんになった今でも、これが好きとか、これがやりたいという感覚がほとんどありません。
お金になるから勉強を続けていますし、人と関わらずにお金を稼げるから株式投資家になっただけのことです。
すべて合理的な選択の結果でしかありません。

そこにはあまり感情がなくて、楽しくて仕方がないという感覚を味わった経験が乏しいです。
勉強をしていると、時々知識が増えて嬉しいという感覚になったりしますが、それはほんの一瞬の出来事で、すぐにまた自己の無知を思い知って単調な勉強を続ける日々に戻ります。

それが私のライフワークなのかもしれませんが、資産や収入が十分に増えたらもう勉強を辞めるだろうなとも思っています。
なぜなら、健康に悪いからです。

ほぼ一日中座りっぱなしで資料を読み続ける生活なので、確実に体に悪いです。
これをあと十年続けたら早死確定です。

だからこそ、体を動かす系のライフワークが必要だと考えています。
家を手に入れ、作業場などを作れる身分になったら、いろいろとやってみるつもりではいます。

しかし、今のところ候補がほとんどないです。

バイク、DIY、プラモデル、その他工作など、できそうなことは沢山あるのですが、やりたいかといわれると全然です。
子供の頃から嬉しい・楽しいという感覚が麻痺しているので、何らかの義務感や強い合理性(利益性)がないと活動しないというどうしようもない人間に仕上がっています。

これをぶち壊すほどの楽しいライフワークを何とかして見つけたいと思っています。

いっそのこと、標高が高い場所住んで、薪ストーブを家の中にあえて作って、冬場のためにずっと薪割りをしないと凍死するという是が非でも薪割りをし続けないといけない環境を作ってやろうかなとも思っています。
私は日本人としてはかなり巨漢なので、薪割りしてムキムキ爺になってやろうかなと考える瞬間があります。

私の理想像は比古清十郎です


7.食生活に困らないこと

比較的大きめの論点として残っているのは、食生活です。

私は料理はできるのですが、料理が嫌いです。
自分のために作る飯なんてモチベーションが全く湧かないので、基本的に外食中心になります。
でかいキッチンはあるのに、私自身はほとんど使っていません。

そうなるとやはり住む地域を工夫して、飲食店が多いところに住むしかないなと思っています。
だから美味しいごはん屋さんが多い地域を探しています。

もしくは、うちの管理人ちゃんに追加報酬を支払って作ってもらいます。
ただし、週に1~2回が限界だと思うので、どちらにしても飲食店が多い地域に住まないと詰みます。

そうなってくると、日本全国で住める地域は限られてきてしまうなという状況です。
商業・医療施設が近くにあって、食生活に困らない程度の飲食店があって、他人と関わらなくて良いくらいには田舎な地域で、土地を安く手に入れてヘーベルハウスで平屋を建てるという難易度の高いことをやり遂げないといけません。

実はここ数年、ずっとそういう地域を探し続けて全国を彷徨っています。
不動産投資の下見として見に行きつつ、心のどっかで自分の将来の移住地としても吟味しているという感じです。
まだ見つかっていませんが、これからも毎年地方都市をいろいろ回って、探してみるつもりです。

今年は何度目かの長野県に行く予定です。
良い不動産を見つけたら買ってみましょう。


8.私の周りの人間が幸せであること

最後に、私の周りの人間が幸せであることが条件に入ります。

私は普通の人と比べると極めてぼっちに近い人間で、スマホを落としても全く困らないくらいには人と関わっていないです。
というか、スマホの電話帳をもう何年も開いていませんし、LINEもやっていません。

他人との関わりは、仕事で関わっている会社の人たちとのSlackやメールくらいです。

それでも、数人は長く関わっている人たちがいます。
主なメンバーはうちの管理人(秘書)と教え子たちです。

彼らが不幸になると、私自身も気が滅入るので、できれば幸せになってほしいと思っています。
10歳以上年下の子達が多いので、まだ彼らには可能性という選択肢が残されています。
必死に勉強して、所得を上げて、良い人生を歩んでほしいと願っています。



以上8つの条件が満たされれば、私は幸せなのではないかと思います。
これらの条件を満たすために、今もせっせと資産を増やす活動をしていて、将来住む地域探しのために全国をフラフラしています。


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