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ドラゴンボールを知らない世代は存在するのか

今日の晩御飯のときに、サロメ様が「ドラゴンボールZ カカロット」というゲームの実況をしている切り抜きを見ていた。

サロメ様はドラゴンボールについて詳しくないようだが、アラサーがスーパーサイヤ人が何なのかさえ知らないのは流石に無理があるんじゃないか。いや、女性ならあり得るのか……?

私は95年代の生まれだけど、小学生の頃はかなりドラゴンボールにはまってた。魔貫光殺砲でラディッツを羽交い絞めにするやつとか、初登場のトランクスが剣をスパスパした後にエネルギー弾を打つやつとか、スーパーゴーストカミカゼアタック(今思うとネーミングやべえな)とか、めっちゃやってた。
なんならギニュー特戦隊でギニューやってた。グルドだけ2人いて、一人は筑駒落ち開成に行った。

こういうことを上の年代の人に話すと、なんで若いのにこんなにドラゴンボールが好きなのと驚かれることがある。
2000年代中盤をキッズで過ごしたら、この時代をドラゴンボールを避けては通れないことはわかるだろう。
確か、ドラゴンボールのカードゲームが学校で流行っていたのが始まりだった。周りに合わせるためにスターターを買ったりして、少しドラゴンボールのことを認識しだす。そのあとか、ムシキングが登場して、私も少しやってたのだけど、そもそも昆虫が苦手な私はそんなに興味を持てなかった。そんな中、ドラゴンボールのデータカードダスが登場する。
さらに、コンシューマー向けのゲームでは、PS2でドラゴンボールZ/Z2/Z3」が出ていて、そのあとはスパーキング(無印)もやっていた。
ドラゴンボールの本編は長いけど、ゲームを通じてストーリーを追体験できたから、十数年の引き延ばしアニメを追いかけるのは容易だった。
なんか新しい表紙の原作漫画も新しく発売していた記憶があるから、原作への誘導にも力を入れていたんだと思う。
さらに、私の後の年代だと、ドラゴンボールKAIや、ドラゴンボール超が始まっただろうから、さらに参入は容易だろう。そして今は、「ドラゴンボールZ カカロット」を通じて、今の小学生もドラゴンボールを知ることができると。
つくづく、ドラゴンボールを下の世代に継承させるための努力はすごいなあと思う。

問題は、私よりも前の世代だ。ストーリーを追体験できるような3Dのゲームがなく、データカードダスのように射幸性を掻き立てるようなコンテンツもない。アニメだって、再放送はしていたかもしれないが、新しいコンテンツが供給されるわけでもない。調べたところ、ドラゴンボールの映画は、1996年を最後に、十数年もの間、新作の映画は公開されていなかったようだ。どん判。

私はその時代を生きていたわけじゃないが、2000年前後に小学生をやっていたキッズは、ドラゴンボールに疎いんじゃないかと思う。
もしかして、サロメ様ってその年代なのかしら。てっきり28歳くらいかと思ってたけど、34歳とかだったらウケるな。


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