見出し画像

俳句ポスト第280回初級入選【落葉】


俳句ポスト第280回の兼題は【落葉】です。

【季語】落葉(おちば)三冬
【子季語】名の木落葉、落葉の雨、落葉の時雨、落葉時、落葉掃く、落葉掻く、落葉籠、落葉焚く
【解説】晩秋から冬にかけて、落葉樹はすべて葉を落とす。散った木の葉ばかりでなく、木の葉の散る様子も地面や水面に散り敷いたようすも表わす。堆肥にしたり、焚き火にしたりする。
きごさい歳時記より



●投句作品●

【初級入選】落葉風迷子の猫の鈴の音

▪️優秀句を目指していますが今回も優秀句ならずです。(   ᷄ᾥ ᷅ )💦
二句投句して、一句拾っていただきました。
家藤先生、ありがとうございます。

飼い猫が迷子になった時期がありました。1ヶ月以上帰ってきませんでした。会社にいても飼い猫の鈴の音が聴こえていました。いるわけがないので空耳なんですけど。
反省点は、
①助詞「の」が三つ続いていて、しつこく感じる。
②「鈴」があれば「音」は言わなくてよい。
③即き過ぎている。「風」と「音」、「猫」と「鈴」
④そもそも落葉が主役になってない。

(アドバイス下さったみわっちさん、ありがとうございます。)

推敲してみました。上六になってしまいました。
下五に落葉を持ってきて落葉を主役に立てたつもりです💦
【迷子猫の鈴聴こえさうな落葉】

今回は二句投句しました。当時投句はこちらでした。
【落葉落葉亡き犬と歩いた道】




●俳句鑑賞●

【秀作】落葉あヽなんてはげしい無音でせう

▪️実景が無いのに実景。「はげしい無音」が聴こえてきました。詩のような言い回しも素敵です。


最近、私は勉強量も投句量も全然足りてなぁと思うことがあり焦ってしまう気持ちもあります。
勉強したことも活かせられてないし、満足いく俳句も作れていません。
が!10年は初心者と言われる俳句の世界。前を向いてコツコツ努力していこうと思います。
読んでいただきありがとうございました🍀


袋小路 綴乃ふくろこうじとじの



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?