俳句ポスト第282回初級入選【鳥雲に入る】


俳句ポスト第282回の兼題は【鳥雲に入る】でした。
季語の本意を掴むのが難しかったです。
夏井先生の解説によると、【鳥雲に入る】は動物の季語なので、帰っていく鳥の姿が内包されている、という事でした。
今回は二句投句しました。

【季語】鳥雲に入る(とりくもにいる)/仲春
【子季語】雲に入る鳥、鳥雲に
【関連季語】鳥帰る
【解説】春に北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。
きごさい歳時記より





●投句作品●

【初級入選】タロットは愚者の正位置せいいち鳥雲に  袋小路綴乃

▪️タロットと取合わせてみました。
愚者のカードの背景に山脈が描かれており、数々の現実、横たわる障害を意味します。こちらが季語と響きあうと思いました。
また正位置は、直感を信じて積極的に進むと新たな展望に恵まれる、というメッセージがあります。
鳥は厳しく長い旅に出ます。私も直感を信じて前に進んでいこう、という思いで詠みました。


家藤先生、拾っていただきありがとうございます。
引き継ぎ、金曜日優秀句を狙います。(๑•̀ㅂ•́)و✧



●俳句鑑賞●

【秀作】鳥雲に瘢痕といふ眩しき詩  常幸龍BCAD様

▪️秀作を鑑賞させていただきます。
こちらの句の、何一つとして私から出てこない!と思いました。
鳥雲に瘢痕の取合わせ。
「瘢痕」「眩しき」「詩」
発想の飛ばし方も詩的です。
頭の中を見せていただきたいくらいです・・・。
(ㅠ︿ㅠ)


今回も、私はまだまだ勉強が足りないなぁと実感しました。
頑張ろう。( ー̀дー́)و

読んでいただきありがとうございました🍀


袋小路 綴乃ふくろこうじとじの



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