KokoとMomo バガンの小さなセールスマン Nov,10,2012
バガンはミャンマー・マンダレー管区にある数千のパゴダと呼ばれる仏塔が集まる地区。これらのパゴダが建てられたのは、10~14世紀のバガン王朝の時代。
ヤンゴンからはこのプロペラ機で一時間で到着する。
カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称されており、イラワジ川中流域の東岸の平野部一帯に、大小さまざまな仏教遺跡が林立している。
夕方 バガンに到着し、クルマで少し走ったところにあったパゴダをまずは撮影してみた。
翌日からはひたすら写真撮影、バガンは我々が訪問した時点では 世界遺産になっていないこともありかなり自由に撮影可能。近い将来 世界遺産に認定されると思われるので、行く予定がある方は早めに行かれることをおすすめする。
注)その後2019年に世界遺産に登録されました。
バガン王朝が繁栄を謳歌した1090年に建造されたアーナンダ寺院
非常に美しい建造物です。
朝早くパゴダ見学に 出かけようとホテルを出ると土産売りのたくさんの子供達。
驚くほど流ちょうな英語で写真やアクセサリを売りこんでくる。
男の子はKoko,女の子はMomo、「5ドルでいいよ」という「う〜ん、おじさんも自分で写真撮るからいらないよ」というと「4ドルで良いよ。
この写真は全部Baganなんだよ、ヤンゴンやインレーみたいな 他の写真は一枚もないよ」と腕利きセールスマンぶりを発揮する。根負けして買うことに。
10年もすれば立派なビジネスマンになるだろう。
翌朝 次のネピドーに向けてホテルを出ると、昨日と同じ土産売りの子供達。
Kokoに「いまから帰るんだ」というとそれ以上 売り込んでこない。
別れの挨拶をして握手をしたとき彼が日本語で「さよなら」と送り出してくれた。
またいつか会いたい笑顔だった。