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回郷証で初めての中国入国:手続きの流れと「e道」登録のすすめ

はじめに

皆さん、こんにちは。これまで回郷証についていくつかのコラムを書いてきましたが、今回はついに回郷証(非中国籍)を使って初めて中国に入国した体験をお伝えします。加えて、e道(自動ゲート)の設定手順もご紹介します。

その前に、回郷証ってなに?という方のために、回郷証のメリットを下記で説明してますのでご存じない方はご一読ください。

回郷証での初入国

2023年10月5日、回郷証を取得してから初めて中国に入国しました。パスポートなしで中国に入れるという不思議な感覚を味わいながら、以下の流れで入国しました。

  1. 香港・太子から皇崗口岸へのバスを利用(HK$48)

  2. 香港出境での手続き

  3. 中国入境での回郷証使用

中国入国の詳細

  • 「特別道」(APECカード保持者や高齢者用)ゲートを使用

  • オフィサーに回郷証を提示

  • 入国目的や滞在期間について質問を受ける

  • 指紋と顔写真の登録

  • 入国カードの記入はしませんでした(ただし、聞かれる内容は同じ)

注意点:入国カードを書いたほうがスムーズかもしれません。今回は書かなかったため、口頭での質問があり少し時間がかかった気がします。

私の回郷証(非中国籍)

e道(自動ゲート)の設定

入国後、次回からの手続きを簡略化するために、e道の設定を行いました。

設定手順

  1. 中国イミグレを出て正面の建物内にある登録センターへ

  2. 入口横の番号札を取る(人がいない場合は不要)

  3. 回郷証を提示

  4. 指紋登録と顔写真撮影

  5. 登録完了

登録センター

所要時間は約10分程度でした。これで次回からは、オフィサーを通さずに自動ゲートを利用できます。

感想とアドバイス

  1. 今回だけは少し時間がかかりましたが、これ以降は無人ゲートで出国できるのは快適です。

  2. e道の設定は、頻繁に中国へ行く方にはおすすめです。

おまけ:無料の水自販機

皇崗口岸駅で見つけた、WeChatで登録すると無料でもらえる水の自販機をご紹介します。国慶節特別版もあり、ちょっと面白い体験でした。

回郷証を使った初めての中国入国は、少し緊張しましたが、思ったよりもスムーズでした。e道の設定も簡単で、次回からの入国がさらに便利になりそうです。皆さんも回郷証を取得された際は、ぜひe道の設定をお忘れなく!


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